
私がカヌーを漕ぐので力を入れてるのは大阪を中心に繋いで漕ぎ進めていく事。
はからずも
KAYAK海を旅する本の編集長の野川さんがコウノタビと名付けてくれた。
このコウノタビだが昨年山口県の周防大島にたどり着き20府県が繋がった。(大阪・京都・滋賀・兵庫・和歌山・奈良・三重・愛知・静岡・岐阜・福井・石川・徳島・香川・愛媛・高知・岡山・広島・鳥取・・山口)
これを更に伸ばすのが今年の大きな目標でした!

そしてまず元旦に愛媛県から豊予海峡を漕ぎ大分県へ渡り、2・3・4月でそれまで繋がっていた松山から繋ぐ事で大阪から大分が繋がった。
これは大きかった。
まず九州は日帰りメインの自分がいくとは考えもしなかった点、まして豊予海峡(豊後水道)だ。
まあよく行ったもんだ。
そしてもう一つが鳥取県の沿岸を漕ぎ島根県まで到達した事。
こちらは5月に鳥取の東側の浦富海岸を皮切りに5・6・7・8月で中海まで漕ぎ、神無月(神在月)を狙って島根県入り。
これで本州の大阪以西はかろうじて全県に足を踏み入れ22府県となった。
(山口県は周防大島だけで本土にはいってない。まあそれでも山口県には変わりない。)

この2県の他に長野県から繋げてみようと思い立ち、天竜川を長野県の県境から海に向かって漕ぎ出した。
3回+1回(3回は天竜川で1回は遠州灘)こいであと53km。
これは2020年に持ち越しとなる。
しかし天竜川を漕ぐ為に中央道の飯田山本ICで降りた時、周りの山々を見てとんでもないところまできたと感じた。
もちろん飯田山本から漕ぐのではなく更にその40kmほど下流からのスタートなんだが、こんなとこまで繋ぎに来たのがというのが実感だ。

そういう感じで繋ぐ旅は順調だったが、もう一つの楽しみのレースの方は散々。
昨年は大阪府で2位に入り今年もと思って練習していたがレ関西ワイルドウォーター選手権の前週に緊急入院。
月曜日に首の腫瘍の手術をして6日後にレース・・・当然ドクターからは2週間は激しい運動をしてはいけないと言われ断念。
エントリーはしてたもののキャンセルしたのは始めてです。
そしてせめて10月の淀川カヌーマラソンはと思っていたがその頃は手足の爪の炎症に加え水ぶくれの手足症候群で結局断念。
久しぶりに1年間草レースも含め不参加という結果でした。

今年漕いだのは海は18回、川は33回、湖2回、公園2回、用水路1回。
川が多いのは淀川でのワイルドウォーター練習も川にはいってるから。
1月から4月が21回、5月から8月も21回、9月から12月が12回。
やはり9月以降は副作用の影響で漕げず失速、まあそれでも月2回は浮きにいってるのはカヌー馬鹿だからでしょう。
ただ遠征は9月以降はガクッと落ちたのは残念。
(※フィールドと月の合計が違うのは川と海のはしご漕ぎした日があるからです)
ステージWで治療中の癌患者の漕ぐ回数と思ったら気ちがい沙汰かな?
まっ今年は充分漕げました。
次はまた来年です!

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