
ようやく鳥取県の沿岸漕ぎが終わった。
前半以外は割と平坦な海岸線と言われて行ってみたが、その言葉に間違いなく遠州灘を思い出させられるコースだった。
ただ後半の2回が30km漕ぎ、最後の締めくくりと別の意味でテンション高かったので思ったより気持ちが途切れず漕ぐ事ができた。

(車載のカヤックを下から撮ってみた)
そしていよいよ島根県・出雲の国へ入る訳だが私の出雲の国のゴールは出雲大社だ。
普通なら島根半島を廻ってというのがコースなのだがあえて中抜きを行ってみたい。

考えているルートは中海18.6km→大橋川7km→宍道湖16km→斐伊川15km→分水界徒歩2.5km→神戸川10km→日本海を3km漕いで出雲大社、参拝という約71kmの予定。
もちろんこれは最短で計測してるので出艇場所の関係などでもう少し伸びるだろう。
以前米子市を中抜きした時も日本海から中海まで700m歩いただけであとは漕いで繋げれた。
これと併せて米子市の日本海の日野川の河口から出雲市の日本海まで中抜きが3kmほどで繋がる・・・これは是非やってみたい。

そもそも何故こういうルートを考えるかというとやはり
「邪馬台国と鉄の道」に影響される。
その中の一部に出雲から鉄器を奈良王朝に運ぶなら日本海を舞鶴までいって、由良川から加古川を経て瀬戸内海、そして大阪湾から奈良へというのがあった。
これは面白そうだと実際に舞鶴から由良川・加古川ルートで瀬戸内海まで行き、
平城京から秋篠川・大和川経由で大阪湾までも漕いでみた。

そして出雲大社からも出雲の勢力圏ではひょっとしたら中抜きして日本海もいけないことはないなと思い自分で行ってみたいんです。
それだけ宍道湖という島根半島の下部を支えるような湖が魅力的だし、このルートなら冬の季節でも移動できるのも大きい。
まあ要するにフィールドワークを兼ねて自分が納得したいだけ。
別に新しい学説をだしたいわけじゃないので自分が行ければそれで終わり。
でもこういうフィールドワークは海も川も漕ぐカヤッカーでないと行きづらく、それなら私がいってみようという所です。

(出雲大社から奈良王朝へこういうルートもあったのだろうか?)
流石に年内出雲大社まではきつく行くつもりもない。
まあ松江まではいっとこうかなとは思っている。
こうやってルート考えるのは楽しい。
今は大雑把だがこれから出艇場所、回送手段などいろいろ落としこんで行くんです。
さあいろいろ考えよう!

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