お墓参りをすませる。この世で、喜怒哀楽、語り合った親族が、永眠している。
諸行無常、すなわち、世の全ては、すぐに移ろいゆく。
これも過ぎ去る、あれもまた過ぎ去る、それもまた過ぎ去る。
物質と心を司る、全てのエネルギーは、微細なレベルで、
観察するなら、一瞬たりとも安定することなく、崩壊しては、新しく生成する。
あらゆる心理現象も、物理現象も、その全ては、自分のものではない。
やがて、身体が崩壊し、死が訪れる時が来る。
過去から貯め込んできた記憶への執着を手放して、軽やかに、今この瞬間を、余計な事を考えずに生き抜くこと。
これを、座禅瞑想により体感するなら、苦しみから離れ、清まり、安らぐだろう。
P.S.
本日は、終戦記念日。
過去の多くの犠牲の人達の恩を忘れず。
合掌

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