最近は、あるボードに色々のフィンを取り付けて見て、試して遊んでいる。
大きなフィンを付けて見れば、テールがひっぱられ、8.7くらいを付ければ、テール安定が悪く、レールスピンアウト。
ショートボードと違い、ロングボード or ミッドレングス系のボードは、後足からテールエンドまでが長く、水面の中にあるフィンの大きさ・形によって、同じボードでも乗り味が変わってくるから、面白い。
元々、フィンのヒントは飛行機に有り、センターフィンが垂直尾翼、スタビライザーが水平尾翼を意味しています。サーフボードも流体力学上、同じ原理を応用しています。
飛行機の後ろのサメのひれのように立っている垂直尾翼、あれは、飛行機の横ブレを少なくして、真っ直ぐ飛ばすためのもので、シングルフィンを真上から見てみると、
左右対称になっていて、両面を同じフォイル、流線型に削ることで、その周りに水の流れを作り出し、真っ直ぐ進むようにボードに力を加えています。
ただし、直線性が高いだけに、ターンするためには曲がりたい方向に加重して、ボードを傾けなければなりません?つまり、それだけ、ターン弧は大きくなり、スピーディーなターンは難しくなります。
その欠点を進化させたのが、シングル・スタビライザー。サイドフィンを付ける、そのサイドフィンは、左右が非対称で、
外側だけが流線型に盛り上がり、これは、片面フォイルと言って、ふくらんでいる方向に揚力を発生させるデザインで、ターンをよりイージーに、そして、鋭い方向転換をするため、ボードが傾いた時、水平にし、揚力を生みます。
後は、ボードの長さとなるべく同じフィンサイズを選ぶ事。これは、基本系です。
ただし、ボードの形状、レール、ロッカーの重さなどによっても、少しずつ違ったりします。そのため、1本スタンダードなフィンを使用し、ちょっと違ったフィンデザインサイズを試して見るのが、面白いし、違った発見ができます。
同じサイズでも、様々なフィンのデザインがあり、自分がどんなライディングをしたいか?ホームポイントがどのような波か?
ノーズライディングがしたいなら、フィンの幅が広くて、ある程度、高さがある方がいい。フィンに高さがあれば、ノーズに重心がかかってテールが浮いても、フィンが抜けにくいし、
マニューバー主体のライディングなら、幅が広く、カーブして寝ているフィンがいいはずです。
フィン遊び、しましょ? yoshi

ノーズライドがしたいなら、幅が広く、高さがあるフィン

リーフブレイクなら、幅が広く、カーブしているフィン

ビーチブレイクなら、直線的で、幅が狭いフィン
★ これは、あくまでも目安で、あくまでもグラッシーな波を基準にしています。あしからず!
フィンフェアーの詳細はこちら↓↓
http://www.bells-classic.com/surf/info/index.htm
P.S.
誠に勝ってながら、8月29日(木)は大腸内視鏡検査&胃カメラ、半日入院のため、お店はCLOSEいたします。

5