さて、前回の話のつづき。
品川に行った翌日、もっぷを健康診断に連れて行きました。
前回行ったのが、
6月5日。
大体2ヶ月から3ヶ月に1回のペースでしょうか。
今回は8月にお盆で田舎に帰省する事情があり
留守の間、ミニ豚の両親にもっぷの面倒を見てもらうため
メンテナンスをしておこうということになりました。
そして大事な大事なお薬も処方してもらいました。
ところで。
うさ飼の方は大体ご存知かと思いますが、飼っていない方は
うさぎさんの健康診断ってどんなことするの?
っていう方がいらっしゃるかも知れませんね。
以前から文章で獣医さんのとのやりとりや、絵を描いて
普段家では見られないもっぷ君の様子を伝えていましたが、
今回、撮影してもいいか先生にドキドキしながら聞いたらアッサリ
「全然いいですよ」と言ってもらったので、今回写真をアップ
させて貰う事にしました。
では、さっそく。

診療台にもっぷを乗せて、体重測定をします。
この時1.8kg。
カルテを見ながら「この子の体重は1.8kgがベストのようですね。
この状態をキープするように食生活を続けてください」と言われ、
その後触診。
胃や腸などを中心に必要以上に膨らんでたり詰まってたりすると
すぐに教えてくれます。今回は異常ありませんでした。

軽く中指でたたいて、ガスが溜まってないか異常がないか
調べてくれています。
食生活でペレットの量を幾らにするか、色々な説があって、
もっぷに合ったグラムがどの位なのか、試行錯誤だったのですが、
15g〜16g+野菜で落ち着いています。
目安は盲腸糞の食べ残しがないか(盲腸糞が落ちてると餌のあげすぎと
いわれています)を掃除の際にチェックをした所、
15〜16gが一番良かったのです。これは固体によって違うし、
年齢や体調によっても違うのでまた変わるかも知れませんが、
今の所はこれで落ち着きました。
(今度、ペレットの種類を紹介しますね)

下の瞼の内側の色を見て、貧血状態じゃないか等を診てもらっています。
背中のつねりが今回なかったので、脱水も貧血も無いという事だと
思います。

耳の中を診てもらっています。
ホーランドロップは垂れ耳なので、汚れが溜まり易いと言われています。
これも特に異常が見られませんでした。

心音や腸音を聞いて貰い、これも異常なし。
ときどき、こうして看護婦さんがもっぷに声を掛けてくれました。
もっぷは何度も健康診断を経験してるのですが、何をされるのか
わからない不安な気持ちを察してくれての配慮だと思うのです。
飼い主も大事に扱ってくれてるのだと、安心します。

さて、ここからがちょっとキツイ。
タオルで包まれて暴れないよう保定されます。
何をするのかというと...。

口の中の状態を貰っています。
うさぎさんにとって、歯は大事です。不正咬合やバッティングなどの
所見が見られた場合は、定期的に削らないと牧草や野菜が食べられず、
神経に触って痛かったり、蠕動運動の障害になってしまいます。
この先生はこの地域では、数少ないうさぎを得意とする獣医で
定評があり、我が家から自転車で10分という近さ!
まだ若い先生なのですが、都内の有名なうさぎの先生に診てもらうと
待ち時間だけでも1時間〜2時間はザラなので、移動の負担や受診の
ストレスを考えると本当にありがたい病院なのです。
休みの日が毎週水曜日で、もっぷを飼ってからは魔の水曜日となって
しまいました。この先生ほど技術があって、水曜日もやっている
近所の病院はまずない。
いい先生と病院を見つけることは、本当に大事なんです。

熱くなってしまい、話題が逸れてしまいました

健康診断は歯の検査でお仕舞ですが、最後に爪きりをお願いしました。

ホントは飼主ができれば一番いいので、何度か抱っこ&爪きり
講習会にも行ったんですけど、ことごとく失敗。
赤ちゃんの内から慣らすのが大事だったようですが、もっぷくんは
既に2歳弱。人間に置換ると25歳くらいなのでもう駄目です(TT)。
大暴れして、みみずばれに負けて、結局専門店よりも
一番近い病院で爪切りもお願いしています。
↑だんだんイライラした顔してるのが分かります?
先生にさえ、キックするんで困ったもんです。
さぁ、これでお仕舞です。
もっぷくん、お疲れ様。偉かったね。

最後に先生から「何か聞きたい事がありますか?」と聞かれたので
今回は常備薬の事を聞きました。
@毛代わりしてるので、予防のために毎日飲ませてますが、
副作用みたいなものは無いのでしょうか?
A食前と食後、ほんとはどっちがあげた方がいいんでしょうか?
@は無いし、むしろ飲ませないで具合悪くされるより
飲ませたほうがいいと言われ、確かにと思いました。
Aはどちらでもいいんだそうです。
兎は人間と違って常に食べ続けてるので食前・食後関係ない体なん
ですって。なので、食前に薬をあげたからと言って胃が荒れることは
ないらしい。

帰宅後はぐっすり眠り、夜の部屋んぽではこんなに元気♪
爪切りした後は、ブレーキがよく効くらしくご機嫌です。

ほらね♪
これで、ミニ豚も安心して伊豆帰省の準備が出来ます。
それでは、長くなってしまいましたが、また遊びに来てね!
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