新年の特番の依頼が来た!・・・・
「enomoさん特番なんでデカイ奴釣ってください!イカなら2`
シーバスなら70オーバーでお願いします。お正月なんで高級魚のヒラメなんかもいいですね。ただし50オーバーで!」
「・・・・・・・・・・」
無茶いうな!
「確かに最近シーバスの調子はよかったが2日前の雨で水温激下がりで爆釣していたポイントが昨日は
ノーバイトなんですけど・・・」
H田「編集の日が無いので何とかお願いします。大ニベも調子良いみたいだから大ニベでも良いですけど!ただデイゲーム限定で!」
あり得ない会話を続けるH田デレクターを軽く
右から左へ受け流し
予定をくみ上げて行く。しかし潮もいまいちメンバーも中々集まらない。今回の取材はいつもにもまして厳しくなりそうな予感がした・・・
取材の日が迫るにつれて状況はさらに厳しくなってきた。(^^;)
よいよ
取材前日!当日はメンバーはうちの
ルーキー!?児玉とお昼の2時から合流してくれる腕利きアングラー中矢さんが来てくれる事になった。
当日の集合時間を決めるためにH田デレクターに電話をかけると・・・
enomo「明日は朝マズメ打ちたいから4時位に集合しようか?」
H田「えっ・・・早いっすよ!8時で!」
enomo 「そんな時間で釣れるかい!せめて6時だろ!」
H田「え〜!8時で!」
enomo「釣れなくても知らないぞ!じゃあ7時だ!」
何だかんだと言ってて結局8時に決定!
こやつ!本当にやる気があるんだろうか・・・
8時に集合してオープニングとタックル紹介等を撮っていると結局
釣りを開始したのは
9時過ぎ!
朝マズメどころか後数時間でお昼ご飯だ!
何ともやる気の感じない時間から釣行開始!午前中は予想通り
フグ
一匹の情けない釣果!
午後からポイントを移動し期待の名手
中矢氏を向かえ気を取り直して釣行開始!
「・・・・」
三人でひたすらキャストを繰り返すが釣れない・・・
その時!
期待!?の新人ルーキー児玉が何やら騒いでいる!
振り返って見るとキャスト直後にラインがブレイクし手で回収していると何かが食ってきたらしい!
上げてみると何と珍しいシタヒラメである。
このタイミングでしかも手巻きで、シタヒラメって・・・
ミラクルにも程がある
しかし貴重な一匹に場は盛り上がった。
その後は何のあたりもなく見事新年一発目からホガしてまった。
これでは終われ無いという事で
泣きの一回再撮決定!
後が無いという事で再撮は無いとシーバスに決定!
だがシーバスの方も調子は悪い!
季節外れの大雨で水温が下がってしまいかなりの食い渋り状態!
再撮も私一人では頼りないという事で、今回も助っ人を呼ぶ事に
だが中々みんな都合が合わず集まらない・・・
そこで遠方より凄腕アングラーを呼ぶ事となった。
県央在住のラキークラフトのテスターを勤める野辺くんだ。
私は毎度周りの凄腕アングラーの助っ人に助けられている。
感謝!感謝!
今回も野辺君の参加で少し気が楽になった!
だがこれには
問題もあった!
野辺君にオマケがついてきてしまうのだ!
このブログでもお馴染みの問題児!
ハリケーンK玉だ!
どうしても来ると聞かないK玉に仕方なくスポットライトを任せることにした。これで少しはおとなしくしているだろうという考えだ
った・・・
しかしこの後起こる悲劇をこの時はまだ知る由も無かった・・・
野辺君の到着と同時に県北初挑戦とうこともあってポイントは一通り廻り見てもらった。
潮の兼ね合いなどを考え廻る順番を決めていった。
オープニングを撮り終え釣行開始!
一箇所目・・・・
二箇所目・・・・
反応が無い!
このあたりで徐々に戦意を喪失し始めた私は必殺の
高田順次的発想
人任せいい加減モードへと突入した。

完全に傍観者と化した私はカメラに向かってオチャラケていると!
H田「そんな画はいりません!早く釣ってください!!!」
ごもっとも!
完全に傍観者だった私はようやく我に帰り真面目に釣りを再開!
メインスポットから離れたポイントを抑えのつもりで打っていると何と
ヒット!
完全に意表をつかれたヒットに戸惑いながらも何とかランディング
75cmのグッドサイズをゲット!

この一匹で何とか取材は成功の兆しが見え始めた。
後は野辺君がサクサクっと2〜3本キャッチしてくれれば大成功!
(高田順次的発想!)
その後も野辺君任せでポイントを廻り数本のシーバスとエバを野辺君がキャッチしてくれて取材は無事終了した。
さすが!
夕方から朝までがんばってくれた野辺君に感謝!感謝!である。
ここで奴の存在が気になって!?いる方もいるかも知れないので、
彼の武勇伝をご紹介したいと思います。
最初の事件は今回取材のメインとなる魚がヒットした瞬間に起こった。
魚がヒットした瞬間奴は
スポットライト担当という事を興奮のあまり忘れいつもの様に
マシンガントークを初めやがたのだ。
これには一同あきれてしまった。
周りから
スポットライトォ〜!とゲキが飛び!
ようやく我に返ったK玉はライトを点灯!
しかしライトは検討違いの方向を照らしまくっている。
しかもマシンガントークはさらに加速しメインで写っている私より
も激しくしゃべり続ける。
私は自分が付けている
ピンマイクが声を拾わないか心配でやり取りどころではなかった。
結局ランディングまでK玉のトークは止む事無く続き撮影終了後
みんなから
かわいがりにあったのは言うまでも無い。
これでK玉の暴走も止むだろうと思ったのだが、この後二度三度と
暴走は続いた。
この日K玉の最後の
暴走となったのは、野辺君がエバをヒットした時に起こった!
この時もライト点灯の任務を忘れ
マシンガントークを始めてしまった。さすがにカメラマンもいい加減にしてくれ的に
ライト!と
ゲキを飛ばすと!
事もあろうにライトを点灯しながらカメラの前を歩き始めた。
人が一人歩けるかって言うような細い道を野辺君にカメラが寄ろうとしているのに
マシンガントークを乱射しながらカメラの前を歩いて行き始めた時には、さすがに一同彼の
器の大きさに恐れ入った。
その時カメラにはK玉の
後頭部がしっかりと映されていた。
この野辺君の
ヒットシーンは
カットになったのは言うまでも無い!
この時野辺君のあきれかえった表情が印象的だった・・・
さすが!ハリケーンK玉は取材であってもその
勢力は衰える事無く
吹き荒れていった・・・
オープニングでお二人にご迷惑をかけない様にがんばります!
と宣言していたのは何だったのだろうか・・・
この事で緊張の続く取材に大爆笑をもたらし、みんなの心を和ませてくれたのは良かったのだが・・・
この次取材の時はK玉が同行しているかは
謎である。
K玉を含め沢山の方のご協力で無事取材を成功させる事ができ本当
にありがとうございました。
動画の方もいずれアップしたいと思います。
今年もがんばるおっぱぴ〜!!!


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