ゴールデンウィーク終盤お騒がせ隊都城支部代表から電話が鳴った・・・
Wだっちょ「もしもしこっちに帰って来たんですが・・・今日は・・・モジモジ・・・」
E「えぇ〜い!はっきり釣りに行こうっていいなさい!」
煮え切らないWダッチョに喝を入れる!
お騒がせ隊県央支部のハリケーンK玉と違い、Wダッチョは控えめだ。
二人を足して2で割った位が丁度いいのだが・・・
早速待ち合わせをして釣行開始!
マズは以前よりWダッチョが釣りたがっていたエバを狙いにポイントに入る。
ここ最近40cmアベレージでマックス70cmオーバーも上がっているポイントに
入る。
私自身最近時間があればこのポイントで40cm級のエバに遊んでもらっている。

私の経験から汽水域に入ってくるエバはかなり潮に左右される様に思います。
と言うのは塩分濃度の関係もあるのだが、もっとも関係するのがベイトです。
この時期のベイトの代表と言えば
稚鮎ですが、このベイトの特徴はまず第一に
海から遡上してくると言う事!これが重要なキーワードとなります。この時期シーバスは
産卵を終えて体力回復の為の荒食いを始めます。
これに最適なのが
稚鮎となるのですが、
稚鮎はご存知の通り
年魚!つまり
一年でその一生を終える魚なのです。
だから!?
年魚と言う事は一年の行動が読めるという事であるからパターンをつかみ易いという事ですよね。
稚鮎は河川へ遡上を始めてもいっきには上流には上らない。それは
水温の関係もあると思うのですが、その他に重要となるのは
浸透圧なんです!
この浸透圧が曲者なのだ。簡単に言うと海水と淡水の違いの一つなんですが、淡水と海水では浸透圧が違うと言う事です。
う〜ん!??わかりにくいですよね。
つまり濃度の薄い方から濃い方へ水は移動すると言う事なんですが・・・
余計わかりにくくなってきましたね(~~;)
魚類の体表には塩類細胞というものがあって・・・????}_?*‘〜’%$#”
詳しく書くと更に良くわからなくなるので、要するに魚はこの浸透圧を調節しないと
死んでしまうという事ですね。
この浸透圧の事から稚鮎は徐々に体を淡水に慣らしながら遡上してく為、遡上の際に休憩所が存在します。このポイントを地形やデータ等から絞り込めると釣果は格段に変わります。
逆に考えるとシーバスも浸透圧を調節しながら上っていると言えます。
あれ!?
エバの話では・・・
横道にそれてしまったので本題に戻ります。
浸透圧の関係でどの魚も淡水域に浸透圧をならして入れる訳ではないらしいのですが、
サケや鮎・アメマス等は淡水海水を行ききする代表的な魚で、こういう魚を
広塩性と言います。
この広塩性にエバが含まれているとは私にはわからないのですが、以前
私達が淡水と言う認識で泳いでいた堰堤で手の平サイズエバを沢山発見した事があります。
この様な事から普段は海で過ごしているエバが川に上がってくる理由は、ただ一つ!外洋から上がってくるベイトを追って入って来るという事です。
私は上記のような事をふまえてポイントを選ぶようにしてます。
具体的には稚鮎の浸透圧調整の際に定位するポイントとその日の潮位がリンクするポイントを探すようにしてます。
実際は潮位があまりリンクしないような上流でも釣れるのですが、潮位が下がるにつれて塩分濃度が下がるので魚が落ちて自合が短い様な感じがするので、私は少しでも自合が長く続く様にリンクするポイントを選ぶようにしてます。
あくまでも個人的主観ですが・・・(^^;)
という訳でポイントに入るもWダッチョは待ち望んだエバに緊張したのか、
ライントラブルを連発しあっけなくエバ釣行は終了した・・・(TT)
何を隠そうエバ釣りにがあっけなかったので、書く内容がなく長々と他の内容でごまかしたと言うわけです。(^^;)
その後はシーバス狙いに変更して釣行再開!
シーバスはエバよりも浸透圧の調整が上手なので!?完全な淡水域にも平気で上がって
行きます。
稚鮎の要るポイントは下流に堰や極浅のチャラ瀬でもない限りはいると思っていいと思います。
マズは下流側から稚鮎のステイして体を休めているポイントを探って行きました。
この理由としては、シーバスがどの流域まで遡上しているかを確認する事で無駄撃ちを
無くす事が目的です。
僅かなアタリでもあればその流域は上がっていると判断して上流に上って行きました。
この日一番問題となったのが、上流のシーバスの限界域である堰までの数箇所のチャラ瀬でした。
このチャラ瀬をシーバスが登れているかが一番の問題となり、チャラ瀬とチャラ瀬の間を一区間としてチェックして行きました。
僅かなあたりを取りながら上っていってようやく私にヒット!
小型ではあるがシーバスを
ゲット!
その直後も当たりを取ったのだが
フックアウト!
今回はWダッチョのガイドと言うのをこの時ふと思い出して、慌ててWダッチョを呼びつけてキャストを薦めた。
すまんのぉ〜!
数投後良型をヒット!
ゴン!ゴン!
グッ!グッ!
んッ・・・??
横を見ると?マークを頭に乗っけているWダッチョがロッドで聞いている。
いや!?
横にいる私がアタリだとわかる様なバイトなのに本人はまだ?マークがいっぱい頭からでている・・・(TT)
数秒後よおやく気づき合わせをいれ!
ヒット!
バシャ!バシャ!
フッ!
バラシ!
当然の結果である・・・
その後私からキツイゲンコツを貰ったのは言うまでも無い。
その後はアタリが無くなり移動を繰り返しラストポイントでWダッチョに
ヒット!

普段自分が釣りをしない様なポイントでの釣果だったので大満足のようだった。
私もガイドとして何とか役目が果たせてホット一息だった。
しかし毎度の事ながらこのお騒がせ隊のガイドはとても疲れる。
そろそろWダッチョもお騒がせ隊としての名前を襲名する時がきたのかも知れない。
この日のストレスを発散する為に翌日バス釣りへと出かけてみた。
天気は最高釣り日和!
でも満水で恐ろしく釣り場が少ない。
僅かな隙間を見つけてはキャスト!
だが!満水でポイントが少ないせいか!ここのバスは天才君ばかりだ!
つれねぇ〜!
余りに釣れない時間が続き動向していた姫も飽きて来たらしく、つまらなそうにしている。
そこでご機嫌をとる為にポケットにあったガムを差し出すと・・・
ワームの切れ端も一緒にプレゼントしていた・・・
軽く肩パンチをクラって釣行再開!
ここでやっとバス発見!
それもグッドサイズ!
しかし足場が悪いので水面には近づけないので釣り難い。
岸が斜めに傾斜しているので水面も立ち位置よりも遠くなるので見にくい!
そこで生まれた必殺技がこれ!
スーパーサイトフィッシング!{その名も{鶴の舞!}
説明しよう!!
この超必殺技!鶴の舞はかなりのバランス力と足の筋力を必要とする技である。
目線は常に水面を意識しながらもバランスを維持しながらキャストを繰り返すと言う
難易度の高い技だ。
その為技の最中は常に足の筋力はもちろん臀部筋に至るまで、フル稼働させている状態だ。
その為臀部筋はこの様な状態になる。
プッ!(^^)
ふざけている様に思えるがこれでなんと!
釣っちゃった!!!(^^)
これで満足できる一日がすごせました。
バスも釣れてたし、新しい技も増えてたし(^^)
前半は久しぶりに真面目に文章を書いていたのに、結局後半は崩れてしまった・・・
(TT)

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