2022/6/25
kindle本発刊 Family

「Yan坊・Mar坊は永遠に: KAYOちゃんとリモートメンテ」 Kindle版を出しました!
「世界周航を目指している女性セーラーKAYOさんの乗るNAUCIKAA号のエンジンメンテナンスサポートがきっかけで再度ヨット整備DIY追加版を書きました。
ヨットのエンジンは補機と云うより、クルージングヨットにとって主機と云えるほど大切なものです。
Yanmarばかりを記しているが、Volvoも研究したいと思っている。
両社とも素晴らしいエンジンを提供してくれている、但し20年以上経過して来ると、少しずつ経年劣化が進み、不具合箇所が出てくるのは自然だ。
オーナーはこれらを修復しながら愛艇と共に永年セ〜リング人生を歩んでいく・・・・
このエッセーはDIY実践を元に書き上げています。皆様の参考になれば幸いです。」
今日から6月30日まで無料キャンペーン中です。
Amazonから「Contrail児玉」で検索
90ページの長編で、かなり専門的な内容ですが、Yanmar engineオーナーには参考になると信じています。
宜しくご愛読お願いします。

2022/6/18
KAYOちゃんからの長距離電話! Family
6月1日、ブリズベーン滞在のNAUSIKAA号のKAYOちゃんから突然の電話!?
長距離電話なのに大丈夫??と無知なボクは心配する・・・
よく見るとFacebookのMassangerアプリからの通話だ!初めての会話なので戸惑うが、普通の通話と変わりない、しかも画像や動画も送れる!但しWi-Fi環境のは必要だ、そして全て無料だ!
KAYOちゃんは2019年9月にオーストラリアから来日してIYCビジターバースに長期間滞在し、その後太平洋沿岸の港に寄港し、沖縄から小笠原へ、そしてAUSへ帰港、ブリズベーンに滞在し次の航海に向けて英気を養っていた。
写真はIYCに長期滞在の後、出航を見送った時です!

ヨット月刊誌「舵」に2回も登場し、日本のシニアセーラーのマドンナ的な存在になった!
*6月1日朝、爽やかな声がブリズベーンから届く・・・
AUSはこれから冬になる、北上して温かい北部(ケアンズ、ダーウイン)へ・・・
出航準備をしたいので定期点検の方法を1から教えて欲しいと・・・
画像や動画を見ながら、電話を片手にボクの指示通りに彼女の目と手が動く・・・
・Fuel Lineの点検
まずTankのコックを閉めて、油水分離器の水抜き:特に汚れていなかったが・・・
Fuel Elementの点検

何だ!?このヘドロは・・・

Elementは真っ黒ではないか!?
よくこれでEngineが回っていたものだ、これは異常であることを伝え、Tankの底にスラッジが溜っているかも!?、Fuel(軽油)の品質に問題あるかも!?
このヘドロの成分分析をしたいところだが・・・・
取り敢えずはElementのスペアパーツを数個用意して、逐一交換していくように、そして時間の取れるハーバーでTankのFuelをポリタンに移して、ろ過機を使って入れ替えるようにと・・
この作業をしたら十分なAir抜きが必要、簡単な方法を伝授・・・
・Engine Oil交換
15W-40とElementを用意しており、交換は初めてらしいが容易に出来た!
・インペラ(冷却水ポンプ)の交換・・・これも容易に!
・クーラント交換
結構汚れていたので交換を指示、Yanmar取説を見ながら交換!

・Air Cleanerの点検
彼女はきれいだというが、よく見れば外側とケースの内側は真っ黒だ!?
取り敢えず汚れたスポンジを取り除いて、きれいなマスクをしてあげよう・・・と
Engine Roomの換気に問題がありそうだ・・・

・V-belt(オルタネーター・海水ポンプ)動画を見ればたるんでるのが判る
取り外して点検すると海水ポンプのが亀裂があった!
取説にたるみの調整方法がある
*約一日かかって一通りの点検を済ませて試運転、快調なエンジン音が聞こえてくる!
**その後、ブリズベーンを出航して北上、16日にフレーザー島でアンカリングの報があった!
世界遺産のフレーザー島は砂で出来た島で世界最大、リゾート島だがKAYOちゃんは上陸しないそうだ!?

そして17日朝、悲痛の声が・・・「エンジンがかからな〜い!」
冷静になってもらい状況を聞けば、明らかにスターターにまで通電されていない!?
まずスタートSW ONでピー音も警告灯(2個)も点灯しない
Yanmar3YMの配線図を見ながら1つづつ指示・・・・

センサーの位置を見つけてもらうのに一苦労したが・・・・
なんと警告灯(OIL・水温)2個共センサーの配線が外れて、オルタネーターの1本が断線していた!?

すべて修復してエンジン音が聞こえた時は一緒に歓声をあげていた!!
約半日がかりの葛藤だったが、Contrailも同種のEngineなのでボク自身も良い勉強になった!
出航出来ずに一夜を明かすことになったフレーザー島は素晴らしい!

もっとゆっくりしたら良いのにと思う!

翌朝、快調にStartして出航の一報があった!
この先2ヶ月かけて、ケアンズ〜ヨーク岬を回り〜北西部のダーウインへ・・・
ダーウインで長距離航海の準備をして、インド洋を一気に横断、南アフリカのダーバン〜ケープタウンへ・・・
インド洋のセーシェル諸島やマダガスカル島はスルー、女性セーラーの計画だ!
最終目標はカリブ海・・・壮大な計画に頭が下がる!!
Engine supportは何時でもwelcomeだが、インド洋上ではMassangerは届かないので、出航までにトラブルを出し切ってしまうように祈りたい!
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長距離電話なのに大丈夫??と無知なボクは心配する・・・
よく見るとFacebookのMassangerアプリからの通話だ!初めての会話なので戸惑うが、普通の通話と変わりない、しかも画像や動画も送れる!但しWi-Fi環境のは必要だ、そして全て無料だ!
KAYOちゃんは2019年9月にオーストラリアから来日してIYCビジターバースに長期間滞在し、その後太平洋沿岸の港に寄港し、沖縄から小笠原へ、そしてAUSへ帰港、ブリズベーンに滞在し次の航海に向けて英気を養っていた。
写真はIYCに長期滞在の後、出航を見送った時です!

ヨット月刊誌「舵」に2回も登場し、日本のシニアセーラーのマドンナ的な存在になった!
*6月1日朝、爽やかな声がブリズベーンから届く・・・
AUSはこれから冬になる、北上して温かい北部(ケアンズ、ダーウイン)へ・・・
出航準備をしたいので定期点検の方法を1から教えて欲しいと・・・
画像や動画を見ながら、電話を片手にボクの指示通りに彼女の目と手が動く・・・
・Fuel Lineの点検
まずTankのコックを閉めて、油水分離器の水抜き:特に汚れていなかったが・・・
Fuel Elementの点検

何だ!?このヘドロは・・・

Elementは真っ黒ではないか!?
よくこれでEngineが回っていたものだ、これは異常であることを伝え、Tankの底にスラッジが溜っているかも!?、Fuel(軽油)の品質に問題あるかも!?
このヘドロの成分分析をしたいところだが・・・・
取り敢えずはElementのスペアパーツを数個用意して、逐一交換していくように、そして時間の取れるハーバーでTankのFuelをポリタンに移して、ろ過機を使って入れ替えるようにと・・
この作業をしたら十分なAir抜きが必要、簡単な方法を伝授・・・
・Engine Oil交換
15W-40とElementを用意しており、交換は初めてらしいが容易に出来た!
・インペラ(冷却水ポンプ)の交換・・・これも容易に!
・クーラント交換
結構汚れていたので交換を指示、Yanmar取説を見ながら交換!

・Air Cleanerの点検
彼女はきれいだというが、よく見れば外側とケースの内側は真っ黒だ!?
取り敢えず汚れたスポンジを取り除いて、きれいなマスクをしてあげよう・・・と
Engine Roomの換気に問題がありそうだ・・・

・V-belt(オルタネーター・海水ポンプ)動画を見ればたるんでるのが判る
取り外して点検すると海水ポンプのが亀裂があった!
取説にたるみの調整方法がある
*約一日かかって一通りの点検を済ませて試運転、快調なエンジン音が聞こえてくる!
**その後、ブリズベーンを出航して北上、16日にフレーザー島でアンカリングの報があった!
世界遺産のフレーザー島は砂で出来た島で世界最大、リゾート島だがKAYOちゃんは上陸しないそうだ!?

そして17日朝、悲痛の声が・・・「エンジンがかからな〜い!」
冷静になってもらい状況を聞けば、明らかにスターターにまで通電されていない!?
まずスタートSW ONでピー音も警告灯(2個)も点灯しない
Yanmar3YMの配線図を見ながら1つづつ指示・・・・

センサーの位置を見つけてもらうのに一苦労したが・・・・
なんと警告灯(OIL・水温)2個共センサーの配線が外れて、オルタネーターの1本が断線していた!?

すべて修復してエンジン音が聞こえた時は一緒に歓声をあげていた!!
約半日がかりの葛藤だったが、Contrailも同種のEngineなのでボク自身も良い勉強になった!
出航出来ずに一夜を明かすことになったフレーザー島は素晴らしい!

もっとゆっくりしたら良いのにと思う!

翌朝、快調にStartして出航の一報があった!
この先2ヶ月かけて、ケアンズ〜ヨーク岬を回り〜北西部のダーウインへ・・・
ダーウインで長距離航海の準備をして、インド洋を一気に横断、南アフリカのダーバン〜ケープタウンへ・・・
インド洋のセーシェル諸島やマダガスカル島はスルー、女性セーラーの計画だ!
最終目標はカリブ海・・・壮大な計画に頭が下がる!!
Engine supportは何時でもwelcomeだが、インド洋上ではMassangerは届かないので、出航までにトラブルを出し切ってしまうように祈りたい!

2022/6/13
アフターバーナー Family
先日、「トップガンマーヴェリック」を観て来た。
戦闘機とは関係のないシーンで「アフターバーナー」と云う言葉が出て来た!
(Aferburner:ジェットエンジンの排気ガスに燃料を噴射して大きな推力を得る装置で、離陸、急上昇、マッハを超えるときに使用する。ジェット旅客機にはないが、唯一、過去になるコンコルドに装備されていた)
そのシーンとは強風の中で40ftをペアでセ〜リング、上りも迫力があったが、下りで巨大なジェネカーを上げて爆走するシーンで「アフターバーナー」だと表現・・・・
スピンやジェネカーの走りを「ターボエンジン」と言っていたが、これからは「アフターバーナー」と表現しよう!
梅雨入り直前の日曜日、爽やかな北風で波はないが、7〜8m/sは吹いている!

今日は最強のゲストが乗船

爽やかな北風と太陽の下、直ぐにジェネカーを上げる

映画のシーンほどではないが、Contrail にとっては爆走している!
最強のメンバーが乗ってくれているのでジェネカーも難なく揚げられて、感謝!


いつもは一人ジェネカーだが、今日の海象ではとても無理、でも今日は楽々Nice Sailing!

快適セ〜リングに顔もほころぶ!?

梅雨入りは近いが、満腹のセ〜リングが出来、感謝です!
*トップガンの別のシーンで印象に残ったのが、P-51ムスタング・・・
太平洋戦争で活躍した戦闘機をレストアして自家用機として楽しんでいる!

実はこのトレーラーガレージはトムクルーズ所有でP-51は彼の自家用機なのだ!

夢のような理想的なライフスタイルに心が動く・・・・!?
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戦闘機とは関係のないシーンで「アフターバーナー」と云う言葉が出て来た!
(Aferburner:ジェットエンジンの排気ガスに燃料を噴射して大きな推力を得る装置で、離陸、急上昇、マッハを超えるときに使用する。ジェット旅客機にはないが、唯一、過去になるコンコルドに装備されていた)
そのシーンとは強風の中で40ftをペアでセ〜リング、上りも迫力があったが、下りで巨大なジェネカーを上げて爆走するシーンで「アフターバーナー」だと表現・・・・
スピンやジェネカーの走りを「ターボエンジン」と言っていたが、これからは「アフターバーナー」と表現しよう!
梅雨入り直前の日曜日、爽やかな北風で波はないが、7〜8m/sは吹いている!

今日は最強のゲストが乗船

爽やかな北風と太陽の下、直ぐにジェネカーを上げる

映画のシーンほどではないが、Contrail にとっては爆走している!
最強のメンバーが乗ってくれているのでジェネカーも難なく揚げられて、感謝!


いつもは一人ジェネカーだが、今日の海象ではとても無理、でも今日は楽々Nice Sailing!

快適セ〜リングに顔もほころぶ!?

梅雨入りは近いが、満腹のセ〜リングが出来、感謝です!
*トップガンの別のシーンで印象に残ったのが、P-51ムスタング・・・
太平洋戦争で活躍した戦闘機をレストアして自家用機として楽しんでいる!

実はこのトレーラーガレージはトムクルーズ所有でP-51は彼の自家用機なのだ!

夢のような理想的なライフスタイルに心が動く・・・・!?

2022/6/7
Water Smoke Pary ヨットクラブ
「美味しんぼ俱楽部」の今年はSmoke にハマっている!
今回は「Water Smoke」にTry!!
順風号のマー君・Junちゃんが頑張ってくれました
コストコで仕入れた2.5sの巨大なポークロースを一日がかりで下味を付けて仕込んでいる

桜チップと水ではなく赤ワインで蒸す・・・約4時間・・
途中にチキン手羽元を添えて蒸す

Contrailも焼き具合を見入っている!?・・・燻製の匂いと煙がキャビンに入る!
Junちゃんのアペタイザーとテーブルセッティングはいつも素晴らしい!

メインディッシュが焼き上がるまで、皆さんの持ち寄り料理は格別に美味しかったが、
一連のstoryをJun監督がまとめてくれた「Qick Story」はこのブログではUp出来ないのでFBなどでご覧ください。
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今回は「Water Smoke」にTry!!
順風号のマー君・Junちゃんが頑張ってくれました
コストコで仕入れた2.5sの巨大なポークロースを一日がかりで下味を付けて仕込んでいる

桜チップと水ではなく赤ワインで蒸す・・・約4時間・・
途中にチキン手羽元を添えて蒸す

Contrailも焼き具合を見入っている!?・・・燻製の匂いと煙がキャビンに入る!
Junちゃんのアペタイザーとテーブルセッティングはいつも素晴らしい!

メインディッシュが焼き上がるまで、皆さんの持ち寄り料理は格別に美味しかったが、
一連のstoryをJun監督がまとめてくれた「Qick Story」はこのブログではUp出来ないのでFBなどでご覧ください。
