2022/2/6

ヨット整備DIY倶楽部  ENGINE

2022年からは「ヨット整備勉強会」を一新して・・・

「ヨット整備DIY倶楽部」と名称を変えて、整備を楽しみたい!

「倶楽部」:Clubの漢字の当て字だが、「趣味趣向の価値観を共有できる楽しい仲間の集り」と訳す。
今月からYanmar GM Engineに取り組んでいる。

・3GM-30:クラブ艇で去年Oilが大量に漏れたままスタートし、スタック!?
艇から降ろして分解したらクランクシャフトのベアリングメタルが剥離・溶損して焼き付き寸前だった!幸いピストン・コンロッドなどには破損はなく、溶損したメタル部のクランクシャフトに傷があり、研磨して使用可能になった。しかしOil漏れの原因は不明のまま!?
ピストンリングやガスケット、メタルベアリングなどのパーツを取り寄せて、組み立て作業に入る。
クラブ員4-5人で2日間ワイワイと楽しく組み上げ、新しいOilを投入したらポタポタと・・・
Lub Oilpipeの根元が錆びて、ポキッと朽ち落ちて来た!!
取り敢えず原因が判明して一安心、パーツを入手して、来週は試運転できそうだ!

金曜日に最終組み立てをして燃料のAir抜きをしたら、エレメントから燃料漏れ、土曜日に持ち越して、エレメント本体の中古品を交換・・・・いよいよ試運転!!

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冷却水ポンプやオルタネータ、ミッション無しでバッテリー直結スタート!
一発でかかった!!
排気ガスの状態も良い、ブローバイガスもない、快音を出してストレスなく回る!
1Hr慣らし運転していたら、排気に湯気が出てきた!?
サーモスタットに疑いがあり、分解したらゴミがスプリングに入っていた!
海水ストレーナーを装備していないので、ゴミの多い海ではこのようなリスクがある。
一通りの問題をクリアにして、重いフライホールを取り外し、船に運び戻す準備をして一件落着!
ヨットに乗せてからゆっくりと慣らし運転をお願いする。

後日、無事にヨットに積み込み、エンジンマウントへ
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3GM30C:セールドライブ
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マウントは前方のみ、ドライブを取り付ければシャフトの芯出しなどは不要だ!

重い3GMエンジンでも工夫すればクレーンもユニックも不要で、DIYで取り降ろし→分解整備→試運転→積み込み完了・・・可能なことを実証した!!

・2GM
1980年以前の物、以降は2GM20となる。約45年前の古いエンジンが、とあるヤードに放置されていた!?見逃せない性格が乗り出してしまった!

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外観上は何とかなりそうなので取り敢えず分解。

「2GM」のYanmarは初めて見た!
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分解作業は錆び付いていて困難を極めた!
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特にダンパーやフライホールが錆び付いて中々外れなかった!

ここまでばらせば何とか自家用車の荷室に入る!
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自宅のFactoryに持ち帰り、さらに分解!
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ライナーのあるシリンダーを初めて見た!

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ピストンやリング、コンロッドなどの状態が良い・・・再生出来そうだ!!

錆が最もひどかったのは、海水を取り込む海水ポンプだ!
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分解は大変だった!これほど錆びていたら、廃棄して新品に交換がベストなのだが、元々廃棄されたエンジンを再生しようと企んでいるので、パーツ交換でやってみよう!!

シリンダーヘッドを磨いたら、状態が良い、ライナーにも傷がない!
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ミッションもオイルは汚れていたが、状態は良さそうだ!
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KM2P-A 減速比:2.21

最もひどかったのは冷却海水の通路が塩の塊りで詰まっていた!
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これはヘッドのジンク、サーモスタットの周りも塩詰まり、相当の量の塩が出てきた!

これでは、エンジンは回っても直ぐにオーバーヒートになってしまったのだろうと推測する。
ピストンのヘッド部やバルブの周りがカーボンで真っ黒なのと因果関係はあるのだろうか!?

錆びだらけだったフライホールをサンダーで磨いたらピカピカになった!
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フライホールの両側には、噴射タイミングと上死点のマークがあるので、錆びていては確認できない。(2GMのフライホールは12s、2GM20:17.5kg、3GM-30:17.5s)

オーダーパーツ約30点を入手して、いよいよ組み立て開始!!

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組み立ては楽しい!時間を忘れる!
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丸2日間一気に組み上げた!
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部品の一個づつ洗浄・錆落とし・塗装をしながら組み上げたので、一見新品にも見える!!

噴射タイミング確認、タペット調整などをして、冷却水ポンプは未完成なので水道ホースを差し込んで、いよいよ試運転、ワクワクする!!
3回目のセルで始動!滑らかな音と回転、両シリンダーとも快調だ・・・!

ところが・・・・!?
排気ガスと排水をトラ箱に溜めて点検すると・・・・!?
何と!新しいオイルの粒がまじっているではないか!?

エンジンを止めて、ミキシングエルボを外して、排気マニホールドを洗浄しながらよく見ると!?
何と両側のタペットケースとの隔壁に穴が開いているではないか!!??
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これではオイルが排気にダダ漏れだ!!
こうなってしまった原因は、ヘッドの塩詰まりが原因で冷却水が回らなかったのとジンクがボロボロになっていて、防錆の機能をしてなく、腐食が進んだのだろうと推測する。

致命的なトラブルを見つけてしまったが、ヘッドは超高価な部品、再生をあきらめて部品取りにして残すか・・・ヘッド以外は状態が良いので中古パーツを見つけて再挑戦するか・・・
天皇誕生日祝日は思案の日になった!!

40年以上前の2GMを何とか生き返らせたい・・・思いが募る!
Yanmarへ新品のHead Assyを見積もって、費用対効果を検討する。
それまではDerivary予定だった、ニコイチの2GM20のHeadを流用して、再生を試みたい。

そのHeadを流用して組み立て・・試運転!
見事に蘇った!・・・快調に回り、排気もGood!ブローバイも少ない!

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40年以上前のエンジンが蘇った!快音を聞いた時は感動です!

心臓を取られたニコイチの2GM20は寂しそう!?
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Headの新品を見積もったら、なんと142000円!とても手が出ない、中古品が出るまで待とう!

冷却水ポンプの内部を全て新品に交換して試運転したが、吐出量が少なく、本体から水漏れ、原因が判らない!?
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2GMのポンプは30年来の悩みの種、解決策を模索中!
3YMの物は概ね把握しているのだが・・・・・・!

**分解整備の数に比例して学ぶこと多し、楽しい日々が続きます!!

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