2022/4/18
003は二度死ぬ!? ENGINE
約半年に渡る3GM30の復活をドラマ風にまとめてみた!
*たぶんこうだったんだ劇場「003は二度死ぬ!?」(003=Yanmar3GM30)
去年(2021年)の秋、大型ヨットのオーナーは帰港直前に突然エンジンが止まり、スターターも全く作動せず、近くにいたジェットスキーに曳航してもらい、なんとか桟橋に辿りついた
オーナーはスターターの故障と判断、ボクに相談(スターターの予備パーツを保管していた)、中古のスターターを提供したが、スターターは作動するがエンジンはビクともしないとの報告
まずは取り降ろしたスターターを分解

今まで見たことが無い様な汚れ方だった!ブラシはまだ半分以上残っていたが接触不良で通電していない、バラバラにしてパーツクリーナーで洗浄、ブラシの当たる部分は楊枝で泥を除去

組み立てて再塗装、元気に作動した
さて本体をどうする・・・状況から見てボクは中古の程度の良い3GMか4JH又は新品の3YM30に換装を薦めたが、老練のセーラーが誰しも悩む・・・あと何年ヨットを続けられるか・・・
費用対効果を考えると中古の3GMの換装になる、Netで検索すると3台の3GMが市場に出ていたが、漁船が使用していたのもあり、程度の良い出物はなかった
そこでオーナーはクラブの老練職人のTさんに相談、取りあえずヨットから降ろして分解してみる事に・・・
何と、ヨットのメインハリで吊るして桟橋に降ろし、ゴロゴロ引っ張ってきた!
ボクはまだ遠目に見ていたが、桟橋から陸揚げは無理と思い、ユニックのオーナーSさんにお願いしてユニックで岸壁に上げ、クラブの工作室へ・・・
ここからはボクのエンジン整備オタクの魂がムラムラしてTさんに全面協力、中古パーツ、工具、経験や知識を全て提供し、ボク自身の勉強の糧にすることにした
ヘッドを開いて見ても特に問題ない、一応全てのピストンリングとガスケットは新品に交換

ピストンとコンロッドを外してみてアッと驚き!
3番コンロッドのクランクシャフト接続部メタルベアリングが溶損し焼き付け寸前だった!
メタルベアリングを3セット発注、エンジンスタックの原因はこの部分だが、ここに至った要因がまだ解明されていない
ピストン〜コンロッドには消耗部品があり、分解整備時には交換したい

今回はメタルベアリングを交換(約5500円)
クランクシャフトはメタルベアリングの溶損で重傷

クランクシャフトは高価なので再利用することになり、オーナーが年末年始の間、自宅に持ち帰り、サンドペーパーをベルト状に加工し、毎日丹念に磨き、ツルツルにして持ってきた
年明けてから、原因不明のまま、入手したパーツで再組立て

セールドライブなので、ミッションはヨットに残してきている

タペット調整時の上死点を見るためにフライホィールマークとの合わせマークをハウジングに付ける
ある程度組みあがると、チョッと回してみたくなるのはまるで子供だ!
エンジンオイルを入れて手回しをしたら、オイルがダダ洩れ!?
オイル経路を点検すると、何とサプライパイプの根元が錆で朽ちていた!
オーナーに聞けば以前にもオイルパンにオイルが垂れていた兆候があったそうだ!
スタックしたその日もオイルパンはべったりとオイルが溜まっていたらしい・・・
必然的に焼き付いてスタックしたと思うが、再生不能にならなかったのがせめてもの救いだ!
直ぐにパーツを発注、近くにヤンマーパーツショップがあり、発注した翌日に入手出来るのが在りがたい!
オイルポンプで加圧されたオイルはスターター下部のシリンダーブロックからサプライパイプを通ってヘッド部(ロッカーアーム室)、シリンダーブロック横河の2ヶ所(カム軸)に圧送される

問題解決と早とちりして、早く回したいと益々子供になる・・・

オルタネーターなし、冷却水ポンプなし・ホースを直結、計器なし・水温・油圧警告なし・・・
スターターは直結で・・・・
快調に始動した・・・・が・・・
エンジンは快調に回り、この状態では慣らし運転は出来ないのでヨットに戻して慣らしを続けることになった
桟橋を台車に載せて転がし、またメンハリを使って難なく搭載、セールドライブなのですんなりとマウントに載せて

ミッションを差し込めばシャフトのように芯出しも不要だ!

従来の電気配線をするも、電線が劣化していて上手く行かない
劣化したソケットをバイパスしてまでなんとかセル始動できるようになったが・・・
問題は水温と油圧の警告が作動しない(ピー音が出ない!?)
オーナー談では以前からこの状態で運転していたそうだ・・・
懸念材料(水温・油圧の警告がないままで)を残して、オーナーに慣らし運転を託し帰宅
翌日、オーナーの悲痛の声を聴くことになった!
懸念していたことが実際に起きてしまった・・・ボンネットに手で触ったら熱かったらしい
水温の警告は65℃で作動する、触れないほど熱ければ既にオーバーヒート状態だ!
回し続けてはいけないが、海水が排気管から出ていたので安心したらしい!
当然ながらしばらくしてエンジンは再びスタックしてしまったとのこと
我々は振り出しに戻ってしまったが、ここで諦めないのが老練職人のTさんだ!
意地でも直してやると固い信念、ボクも見放すわけにはいかない・・・
なによりもオーナーが諦めていない、パーツ代はいくらでも出すと云う!
再度陸揚げして分解してみるとクランクシャフトに同じ症状の焼き付け寸前!
オーナーから新品のクランクシャフト代金の見積もりを依頼され、パーツショップに聞くと137000円(消費税別)国内に3台在庫アリとのこと。
高価なので躊躇するかと思いきや、即発注してくれた!
クランクシャフトの交換は前方のギアケースを外してガバナーを取り付けている頭が36oのナットを外して、取り付けは正規のトルク締めが必須
そのための特殊工具は140oのロングソケット、ヤンマー専用で9500円もし、在庫もない
これを自作してしまう老練職人

中央のロングソケットが自作で36o・27oのボックスと鋼管を溶接している
上は36oのメガネレンチ、左はピストンをシリンダーへの挿入工具、下はバルブスプリング圧縮工具
ギア―ケースは高圧燃料ポンプを外すと容易に外せる

ついでにポンプのデリバリバルブO-Ringを交換(劣化していた)
ガバナーの奥に36oのナットがある

このナットを外すのに一苦労、焼き付いてしまったのか、3人がかりでも外れない
結局、大きなパイプレンチをソケットの根元に挟んでやっとこさ緩んだ!
このガバナーの遠心力とスロットルのスプリングが微妙に釣り合って回転をコントロールしているとは未だにミステリーだ!

新旧のクランクシャフト

上が焼き付き寸前だったシャフト、各所に擦り傷があり、オイルが機能していない証拠が見える
このクランクシャフトはオイルの通路を検索する良い教材になる

さてオーバーヒートに至った原因を突き詰めないと・・・
・冷却水は・・・・ポンプは正常〜Lジョイント・バイパスパイプは?なんとゴミで詰まっていた!このヨットには海水ストレーナーを設置していなかった!
サーモスタット室は前回塩詰まりで塩田状態だったが、サーモスタットも交換して正常のはず!?

冷却水はシリンダーブロックやヘッドの水路を通らず、バイパスされてミキシングエルボから出て行った可能性がある!?
・オイルは・・・前回は各部にサプライされていたが、冷却されず高温になり、潤滑効果が無くなり、メタルベアリングをを溶損させた疑いがある
今回は溶損したメタルベアリングの破片が各部のオイル通路を閉塞してしまった疑いがある
実際オイルパンは破片の粉が混じり、クランクシャフトのオイル通路にパーツクリーナーを噴射したら、金属片が吹き出て来た!
今回はヘッド部も分解して点検をした
インジェクションバルブは汚れていて、O-Ringは劣化でボロボロ
ニードル部のカーボンを除き、チャンバーパッキン、O-Ringを交換

バルブを6本全てを抜いて洗浄と錆取り、まだ使えそうなのでオイルステムシールを全て新品に交換した
ヘッドガスケットをオーナーがパーツショップに出向きアルバイトの女性にオーダーしたのが旧式のライナー入りの物で使用不能、きっと古い3GMの物をとオーダーしたのだろう!

直径が約1mm異なる
最終組み立てになった処で、オイルの圧送が気になって、手回しで確認してみたらやはりオイルポンプから圧送されていない!?
再びギアケースを外し、オイルポンプを点検、ここにガスケットシールがあるはずだが無い!?
いや、よく見るとガスケットが溶けて少しの破片があった!
ここのガスケットも溶損してしまっていたのだ、気づかず回してしまったら三度死ぬことになっただろう!
直ぐに発注

165円のたかが油紙パッキン、されどパッキンなのだ!
これで油圧は復活と思いきや・・・

このポンプをブロックに固定する3本の6mmボルト
高熱で経年劣化が進み、15N・mのトルクで折れてしまった!
新品のボルトに交換して一通りの問題はクリアーしたと判断
今度は全ての補機類を設置、試運転キットを自宅ガレージから持ち寄り、緊張の試運転!

快調にスタート、前回よりも快音が出ている、約3時間慣らし運転するも、警告音は無し、本体の温度も素手で触れる位温かい、排気ガスも正常だ!
しかし、またトラブル発生、燃料ポンプから燃料漏れ、圧送ボルトのポンプ側がねじ切れていた!
予備のパーツがあったので、一部を交換してクリアー、中々安心させてくれない!?
翌日は上架日、クレーンが来る日で、Tさんのヨットを上架した後、クレーンの孫の手を使って30mも伸ばし、ヨットの中に直接載せることが出来た!
ボクは当日の玉掛け担当で、無線でクレーンオペレーターと調整したが、割りと簡単に作業が出来、桟橋を台車で転がしていくのと比べたら格段に助かった!

これまでで、ボクのこの3GMのお付き合いは完了、三度死ぬは見たくない、元気に走っているのを見るのが楽しみだ!!
2
*たぶんこうだったんだ劇場「003は二度死ぬ!?」(003=Yanmar3GM30)
去年(2021年)の秋、大型ヨットのオーナーは帰港直前に突然エンジンが止まり、スターターも全く作動せず、近くにいたジェットスキーに曳航してもらい、なんとか桟橋に辿りついた
オーナーはスターターの故障と判断、ボクに相談(スターターの予備パーツを保管していた)、中古のスターターを提供したが、スターターは作動するがエンジンはビクともしないとの報告
まずは取り降ろしたスターターを分解

今まで見たことが無い様な汚れ方だった!ブラシはまだ半分以上残っていたが接触不良で通電していない、バラバラにしてパーツクリーナーで洗浄、ブラシの当たる部分は楊枝で泥を除去

組み立てて再塗装、元気に作動した
さて本体をどうする・・・状況から見てボクは中古の程度の良い3GMか4JH又は新品の3YM30に換装を薦めたが、老練のセーラーが誰しも悩む・・・あと何年ヨットを続けられるか・・・
費用対効果を考えると中古の3GMの換装になる、Netで検索すると3台の3GMが市場に出ていたが、漁船が使用していたのもあり、程度の良い出物はなかった
そこでオーナーはクラブの老練職人のTさんに相談、取りあえずヨットから降ろして分解してみる事に・・・
何と、ヨットのメインハリで吊るして桟橋に降ろし、ゴロゴロ引っ張ってきた!
ボクはまだ遠目に見ていたが、桟橋から陸揚げは無理と思い、ユニックのオーナーSさんにお願いしてユニックで岸壁に上げ、クラブの工作室へ・・・
ここからはボクのエンジン整備オタクの魂がムラムラしてTさんに全面協力、中古パーツ、工具、経験や知識を全て提供し、ボク自身の勉強の糧にすることにした
ヘッドを開いて見ても特に問題ない、一応全てのピストンリングとガスケットは新品に交換

ピストンとコンロッドを外してみてアッと驚き!
3番コンロッドのクランクシャフト接続部メタルベアリングが溶損し焼き付け寸前だった!
メタルベアリングを3セット発注、エンジンスタックの原因はこの部分だが、ここに至った要因がまだ解明されていない
ピストン〜コンロッドには消耗部品があり、分解整備時には交換したい

今回はメタルベアリングを交換(約5500円)
クランクシャフトはメタルベアリングの溶損で重傷

クランクシャフトは高価なので再利用することになり、オーナーが年末年始の間、自宅に持ち帰り、サンドペーパーをベルト状に加工し、毎日丹念に磨き、ツルツルにして持ってきた
年明けてから、原因不明のまま、入手したパーツで再組立て

セールドライブなので、ミッションはヨットに残してきている

タペット調整時の上死点を見るためにフライホィールマークとの合わせマークをハウジングに付ける
ある程度組みあがると、チョッと回してみたくなるのはまるで子供だ!
エンジンオイルを入れて手回しをしたら、オイルがダダ洩れ!?
オイル経路を点検すると、何とサプライパイプの根元が錆で朽ちていた!
オーナーに聞けば以前にもオイルパンにオイルが垂れていた兆候があったそうだ!
スタックしたその日もオイルパンはべったりとオイルが溜まっていたらしい・・・
必然的に焼き付いてスタックしたと思うが、再生不能にならなかったのがせめてもの救いだ!
直ぐにパーツを発注、近くにヤンマーパーツショップがあり、発注した翌日に入手出来るのが在りがたい!
オイルポンプで加圧されたオイルはスターター下部のシリンダーブロックからサプライパイプを通ってヘッド部(ロッカーアーム室)、シリンダーブロック横河の2ヶ所(カム軸)に圧送される

問題解決と早とちりして、早く回したいと益々子供になる・・・

オルタネーターなし、冷却水ポンプなし・ホースを直結、計器なし・水温・油圧警告なし・・・
スターターは直結で・・・・
快調に始動した・・・・が・・・
エンジンは快調に回り、この状態では慣らし運転は出来ないのでヨットに戻して慣らしを続けることになった
桟橋を台車に載せて転がし、またメンハリを使って難なく搭載、セールドライブなのですんなりとマウントに載せて

ミッションを差し込めばシャフトのように芯出しも不要だ!

従来の電気配線をするも、電線が劣化していて上手く行かない
劣化したソケットをバイパスしてまでなんとかセル始動できるようになったが・・・
問題は水温と油圧の警告が作動しない(ピー音が出ない!?)
オーナー談では以前からこの状態で運転していたそうだ・・・
懸念材料(水温・油圧の警告がないままで)を残して、オーナーに慣らし運転を託し帰宅
翌日、オーナーの悲痛の声を聴くことになった!
懸念していたことが実際に起きてしまった・・・ボンネットに手で触ったら熱かったらしい
水温の警告は65℃で作動する、触れないほど熱ければ既にオーバーヒート状態だ!
回し続けてはいけないが、海水が排気管から出ていたので安心したらしい!
当然ながらしばらくしてエンジンは再びスタックしてしまったとのこと
我々は振り出しに戻ってしまったが、ここで諦めないのが老練職人のTさんだ!
意地でも直してやると固い信念、ボクも見放すわけにはいかない・・・
なによりもオーナーが諦めていない、パーツ代はいくらでも出すと云う!
再度陸揚げして分解してみるとクランクシャフトに同じ症状の焼き付け寸前!
オーナーから新品のクランクシャフト代金の見積もりを依頼され、パーツショップに聞くと137000円(消費税別)国内に3台在庫アリとのこと。
高価なので躊躇するかと思いきや、即発注してくれた!
クランクシャフトの交換は前方のギアケースを外してガバナーを取り付けている頭が36oのナットを外して、取り付けは正規のトルク締めが必須
そのための特殊工具は140oのロングソケット、ヤンマー専用で9500円もし、在庫もない
これを自作してしまう老練職人

中央のロングソケットが自作で36o・27oのボックスと鋼管を溶接している
上は36oのメガネレンチ、左はピストンをシリンダーへの挿入工具、下はバルブスプリング圧縮工具
ギア―ケースは高圧燃料ポンプを外すと容易に外せる

ついでにポンプのデリバリバルブO-Ringを交換(劣化していた)
ガバナーの奥に36oのナットがある

このナットを外すのに一苦労、焼き付いてしまったのか、3人がかりでも外れない
結局、大きなパイプレンチをソケットの根元に挟んでやっとこさ緩んだ!
このガバナーの遠心力とスロットルのスプリングが微妙に釣り合って回転をコントロールしているとは未だにミステリーだ!

新旧のクランクシャフト

上が焼き付き寸前だったシャフト、各所に擦り傷があり、オイルが機能していない証拠が見える
このクランクシャフトはオイルの通路を検索する良い教材になる

さてオーバーヒートに至った原因を突き詰めないと・・・
・冷却水は・・・・ポンプは正常〜Lジョイント・バイパスパイプは?なんとゴミで詰まっていた!このヨットには海水ストレーナーを設置していなかった!
サーモスタット室は前回塩詰まりで塩田状態だったが、サーモスタットも交換して正常のはず!?

冷却水はシリンダーブロックやヘッドの水路を通らず、バイパスされてミキシングエルボから出て行った可能性がある!?
・オイルは・・・前回は各部にサプライされていたが、冷却されず高温になり、潤滑効果が無くなり、メタルベアリングをを溶損させた疑いがある
今回は溶損したメタルベアリングの破片が各部のオイル通路を閉塞してしまった疑いがある
実際オイルパンは破片の粉が混じり、クランクシャフトのオイル通路にパーツクリーナーを噴射したら、金属片が吹き出て来た!
今回はヘッド部も分解して点検をした
インジェクションバルブは汚れていて、O-Ringは劣化でボロボロ
ニードル部のカーボンを除き、チャンバーパッキン、O-Ringを交換

バルブを6本全てを抜いて洗浄と錆取り、まだ使えそうなのでオイルステムシールを全て新品に交換した
ヘッドガスケットをオーナーがパーツショップに出向きアルバイトの女性にオーダーしたのが旧式のライナー入りの物で使用不能、きっと古い3GMの物をとオーダーしたのだろう!

直径が約1mm異なる
最終組み立てになった処で、オイルの圧送が気になって、手回しで確認してみたらやはりオイルポンプから圧送されていない!?
再びギアケースを外し、オイルポンプを点検、ここにガスケットシールがあるはずだが無い!?
いや、よく見るとガスケットが溶けて少しの破片があった!
ここのガスケットも溶損してしまっていたのだ、気づかず回してしまったら三度死ぬことになっただろう!
直ぐに発注

165円のたかが油紙パッキン、されどパッキンなのだ!
これで油圧は復活と思いきや・・・

このポンプをブロックに固定する3本の6mmボルト
高熱で経年劣化が進み、15N・mのトルクで折れてしまった!
新品のボルトに交換して一通りの問題はクリアーしたと判断
今度は全ての補機類を設置、試運転キットを自宅ガレージから持ち寄り、緊張の試運転!

快調にスタート、前回よりも快音が出ている、約3時間慣らし運転するも、警告音は無し、本体の温度も素手で触れる位温かい、排気ガスも正常だ!
しかし、またトラブル発生、燃料ポンプから燃料漏れ、圧送ボルトのポンプ側がねじ切れていた!
予備のパーツがあったので、一部を交換してクリアー、中々安心させてくれない!?
翌日は上架日、クレーンが来る日で、Tさんのヨットを上架した後、クレーンの孫の手を使って30mも伸ばし、ヨットの中に直接載せることが出来た!
ボクは当日の玉掛け担当で、無線でクレーンオペレーターと調整したが、割りと簡単に作業が出来、桟橋を台車で転がしていくのと比べたら格段に助かった!

これまでで、ボクのこの3GMのお付き合いは完了、三度死ぬは見たくない、元気に走っているのを見るのが楽しみだ!!

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ
→トラックバックのより詳しい説明へ