今週は二本の対照的な舞台を鑑賞した。
一本目は、15人が降板したと、Twitterで話題になっていた舞台。
チケット料金から察したとおり、演者のファンが主な客層の舞台。
なのに、おそらくメインであろう女優5人は、劇場キャットウォークにいつも配置。
何を優先すべきかという部分において、少なくともお客さんの期待に答えてるかというと、うーんと首をかしげざるを得なかった。
とにかく、この作品はキャストをそれぞれ目立たせる光らせるのがメインなわけで、ちょっと残念としかいえない。
まあ、演出の責任ですね。
もう一本は。
こちらは、とにかく、作品をお客さんに観てもらうお芝居。
とてもよかった。
あえて注文するならば、これで更に、個々の魅力がもっと分かりやすいと最高なんだよなっていつも思ってる。
みんな似た芝居をするんですよね。
作品の良さを引き出すかわりに、役者の個の魅力が薄くなるというジレンマ。
これも演出の采配。
うん。対照的。
とても為になる観劇二つだった。
東京11R 東京新聞杯 G3
◎プリモシーン
○レッドヴェイロン
▲ヴァンドギャルド
△サトノアーサー
△ケイアイノーテック
京都11R きさらぎ賞 G3
◎アルジャンナ
○ギベルティ
▲ストーンリッジ
△サトノゴールド
△グランレイ

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