バンド内に1人居てはる非常に手のかかるオッサン
ってまさか俺のことじゃないよね?
あぁ〜良かった笑
ってなわけでアルバムの全曲解説だぁ!
SOMEONE LIKE YOU
これは10年位前、スピードナンバーが欲しかったときに、スケール練習用に作った打ち込みのコード進行のテンポを上げ、発展させて作った。曲自体は割りと早く出来たのだが、中間部のキメにちょっと時間がかかったかな。
ソロは、コード進行もフレーズもレインボー後期のリッチーを意識して弾いてみた。
TIGHTROPE
リフ自体は高校の時くらいからストックしてあったのだが、曲としてまとめるの
にすごく時間がかかった。ZEPのブラック・ドッグからインスピレーションを得て仕上げていった記憶があるが、全く違う曲になっている。
昨年のミニアルバムに収録した際は、エンディングにキーボードソロが入ってい
たのだが、今回はギターソロでやってみた。
最初のテイクのエンディング・ソロはSEIKIにダメだしされたのでリテイクした。
ミニアルバムのテイクより今回収録バージョンの方がエッジが効いていると思う。
SOMEWHERE IN THE NIGHT
この曲は93年にパープルのメンバーと偶然新幹線に乗り合わせたのがきっかけで、イントロのキーボードのリフが浮かんできた。この曲が出来ていなければ、今頃バンド活動もしていなかったかもしれない。
曲のアレンジは出来た当初からほとんど変わらないが、今回の録音にあたって、SEIKIのヴォーカルパートで若干アレンジが加わった。最後のグラハム・ボネットっぽいシャウトが最高。
LOST IN A DREAM
今でも好きなバラード。これまでに数え切れないほどプレイしてきたが、いまだに
感情移入できる曲だ。
曲自体は、構成を含めて割と早めに出来たのだが、当初F♯mでプレイしており、
異様にキーの高い曲だった。現在はEm。
中間のソロは昨年からスライドでプレイするようになったのだが、ライブではたまにミスる(笑)。ボーカルのダビングに一番時間がかかった曲。
FOOLISH PLAY
かれこれ20年前に作った曲。当時日本で唯一好きなHRバンドだったVOW WOWの影響が、ボーカルラインにあらわれている。
リフは最終的に別の曲のを持ってきたが、歌メロ、構成は当時のまま。SEIKIのシャ
ウトとBINのへヴィなドラミングが聴き物。
INNOCENT VICTIMS
ライブのオープニング用に作った曲で、1曲目のキーによって、AとEの2バージョ
ンあるが、今回収録のキーはEm。ギターの短いオブリガードだが、やけに時間がかかってしまった。多少ラフだが、勢いが感じられたテイクを採用した。
YOU'll NEVER KNOW
メインのリフはかなり昔からあって、元々は別の曲だったのだが、そのリフを元に
再構成し、FORCE FIELD時代のヴォーカルのRAYが歌メロをつけた。ボーカルは、いったんミックスダウンまで仕上げたテイクに納得いかずリテイクした。時間もお金もかかった曲(笑)。ソロは一本調子にならないよう特に緩急を意識して弾いてみた。
FINAL CURTAIN CALL
この曲は前に住んでいた家の近くを早朝散歩している時に、リフが浮かんできたので、
歩きながら構成を考え、家に帰って歌メロを考えて仕上げた。
最初のデモはあっさりと終わっていたのだが、エンディングにキーボードとの掛け合いが入ったり、どんどん長くなってしまった。
中間のスライドソロの後の1コードのソロは一番苦労した。エンディングのオルガンソロは既に録音済みのギターソロに合わせて作った完全作曲ソロ。キャッチーで気に入っている。
FEED THE FIRE
これは最初リフをSEIKIに提示したところ、ボツにされかかった。普段はそこで諦めるとこなのだが、何故か最後まで仕上げて再度聴かせたところ、評価が変わった曲(笑)。
中間のボーカルのハモリパートがなかなか合わせられず、ミックスダウンしながら別のスタジオでダビングし、ようやく仕上がった。

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