最近、クリスマスも近くなった事もあり水族館のニュースで、ホワイトソックス・シュリンプ(アカシマシラヒゲエビ)と呼ばれるモエビ科の1種が取沙汰されていた。赤白の縞模様がサンタクロースカラーだというのが理由だとか。
今回、同じく赤白模様である
サラサエビ類の画像を募集します。
先ずサラサエビ類は アカモンサラサエビ属 Cinetorhynchus と サラサエビ属 Rhynchocinetes に分類されるのだとか。
千葉県立中央博物館・分館
海の博物館の
奥野氏によれば、
『サラサエビ属はアカモンサラサエビ属と異なり、日中でも岩の亀裂内やガレ場の転石下で見られました。薄曇りの日など、かなり大胆に岩の表面に出ていることもありました。もちろん、ナイトのほうが圧倒的に個体数が多いのですが、ラウラウビーチでも気にしていただければ昼間に観察ができるのではないかと推察します。』
現在、学術的には“伊豆-小笠原-マリアナ島弧における”サラサエビ属の分布の南限は小笠原の母島なのだとか。しかしラウラウビーチにナイトダイビングをしたダイバーたちは、どうやらサラサエビ類を頻繁に目撃していると思われます。ただ見慣れたエビだからなのか、情報がとても少ないのが現状です。
そこで奥野氏より要請を受け、スクーバダイバーによる北マリアナ諸島(サイパン・テニアン・ロタ島)で撮影したサラサエビ属の画像を募集します!

画像掲示板も用意しました。
こちら
*サラサエビ属と思われる画像をお持ちの方は、先ずこの掲示板へエントリー願います。
*画像は、
頭部から尾部までの模様が写っている側面と背面のショットがあれば、同定し易いようです。
*また撮影地・撮影日・深度・体長・記録があれば水温・他にコメント等、データもご記入ください。
以上、サイパン在島の皆さまからの情報もお待ちしておりますので、ご投稿の程宜しくお願い致します。

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