前回の雨漏り対策の続きです。
10/24、台風28号の影響で佐伯市は大変な大雨。
雨漏りはあちこち伝って天井を濡らし、水滴若しくは天井の雨染みとして初めて「雨漏りしている」と視認されるので、大なり小なりタイムラグが発生します。
1週間経っても雨漏りの連絡は入らず。依頼主さんに問い合わせると雨漏りはしていないとの事。ほっと一安心。ひとまず雨漏りは止まったみたいです。
現場に行って、ダメになっていた天井ボード(×2枚)を交換。
屋根に上がって確認。特に異状は無し。やはり、重なり部分から伝った雨水が継手部から内部に浸入していたのが原因だった様です。
では、
なぜ竣工後すぐに雨漏りせずに数年後に雨漏りが発生したのか?
現段階で考えられるのは、
2006年 重なりを伝っていた雨水は継手部も障害される事無く流れ落ちていた。
↓
6年経過・・・継手部の隙間に除々に泥が蓄積。
↓
2012年 継手部で雨水がせき止められる状態になり、雨漏り発生。
という所でしょうか。
手っ取り早いのは、継手部のタイトフレームのナットを緩めて屋根を浮かしてコーキングを打つ方法ですが、この建物は軽天で天井が屋根から吊り下げられてあったので出来ませんでした。なので、全て屋根の上面側からの対策となりました。
これで再度、来年の夏まで様子見です。夏の季節を過ぎて雨漏りしなければ、ようやく完了という事ですね。
いやぁ〜、雨漏り対策てホント大変です!
【追記】2014年9月30日の時点で雨漏り再発の連絡が無いので完了としました。

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