パドルには、カヤック本体以上に様々な素材が使われています。
特に、ブレードの素材は各メーカがいろいろな樹脂を使って作っています。
ブレードの素材は、多岐にわたりすぎるので、今回はシャフトの一般的な素材についてまとめてみました。
シャフトは、アルミ、各種FRP、ウッドが一般的です。
アルミシャフトは、安価で強度が高い反面、重量的には不利になります。また、しなりが少なく、肩への負担も大きくなります。
GFRP(グラスFRP)のシャフトは、アルミよりも軽く、しなやかで肩への負担が少ないシャフトです。
カーボンFRPのシャフトですが、実は様々な種類があります。
カーボンG1F素材は、軽く、しなりがあり、方に優しいシャフトです。
カーボン100%のシャフトは、非常に硬く、レーシング等で使うには良いのですが、普通の肩でツーリングするとかなり負担がかかります。
カーボンケブラーのパドルは、軽く・強く・しならないシャフトです。
がっしり漕ぎたい方、強靭な方の持ち主にオススメです。
無条件にカーボンパドルが良いとは限らないことが分かりますね。
カヤック同様に、パドルもスタイルに合わせた選択が必要です。