2006/4/19
最近、夜にコンビニに出入りする。
ちょっとした夜食調達や各種支払いなど、近所の知り合いが
居ないのが楽なのだ。
私はアイスクリームやプリン類が大好物なのだが、
コンビニで購入するとサービスとして必ずスプーン(プラスチック製)を付けてくれる。私はそれを必ず「あ、スプーンは結構ですから」というのだ。
友人や母は「え?何で?“もったいない”やんか?」っていう。
私はすかさず「外で食べるならいざ知らず、家に金属のスプーンがあるから“逆にもったいない”やないか!」って言い返すのである。
すると「いつか使うことがあるから、もらっとけばいいやん!」
・・・ここまで来るといつものケンカである。
たかだかスプーンかもしれない。しかし不要なものはもらわない、使わない
ことで、ゴミとなり塩素ガスを発生させる運命からすくわれるのだ。
そんなものをサービスとして考えているのは店の傲慢だし、客は貧しい心の持ち主と言わねばなるまい。
レジに「スプーンや箸が必要な方はお申し出下さい」って書いてあれば親切だと思う。モノがむやみやたらにあふれかえっている世の中が豊かなのではない。ムダを省くことから本当に必要なものが見えてくる。そうすると必要のないものを買う習慣が減る。そうするとお金が貯まるのである。
ケチなのではない。モノやお金の価値を知り、倹約を美徳としようではないか。かつての真宗門徒は倹約家であった。しかし冠婚葬祭や寺院の修繕など価値のあるものには惜しみもなくお金を費やしたのである。

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投稿者: 若院★きむらせいゆう
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2006/4/9
眞光寺第59回目の花まつりがおわった。
なんか、花まつりは昔からわくわくする。
花みどうの飾りつけや、甘茶を炊く風景などなど。
大人の皆さんは小さい頃のご記憶にあるのではないでしょうか?
また今の子供たちに花まつりの記憶を植え付けてもらいたいです。
私は手塚治虫氏の『ブッダ』というマンガを何度も読み返し、仏教への
興味を抱きました。このマンガは中〜高校生に是非読んでいただきたいと思います。きっと人生観が変わるでしょう。ちなみにこのイラストは手塚氏の作品ではありません。


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投稿者: 若院★きむらせいゆう
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2006/4/1
桜が開花し、いよいよお花見シーズンですね。
最近は夜の出足を狙ってか、花をライトアップして幻想的な雰囲気を
演出している場所が増えてきました。しかしこれらは明るいだけで陰影がなく、安っぽい光であって、ちっとも「幻想的」ではないのです。
しかも、過度の照明は樹木には良くないのです。もちろん樹木も生き物ですから夜には活動を休止させないと木が疲れ、花が早く散るわけです。
おまけに照明は熱を発するので二重によくないのです。
ところで「神戸ルミナリエ」ってのもパチンコ屋みたいで理解に苦しみます。逆に本山などで特別の儀式の際には照明を全て落として、ロウソク1本の光で『御伝鈔』を拝読する・・・これはいいですね。
桜を照らすな、といっているのではないのです。
樹木にやさしく、行灯(あんどん)のように足元を中心に照らすような方法にしたらいいのではないかと思います。闇の中に浮かぶ薄桜色の花弁は女性の柔肌を連想させ、セクシーですらあるのです。
高速道路のオレンジの照明も、上下線それぞれにあんなにいるのでしょうか?山中の道路では逆に少ないので困りますよね?省エネ、温暖化問題も含めて大いに考えて欲しいと思います。たかだか光ですが、非常に文化的・宗教的な意味合いがあることを認識いただけたでしょうか?
宗教職にある方は信者の精神性を充足させるべくもっと光を演出しましょう。浄土真宗はそういう感性的なとこ、はなはだ弱いような気がします。

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投稿者: 若院★きむらせいゆう
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