ようこそ真光寺ブログへ。
目指せ1000記事投稿!(2021・4月1日現在922本)
なむあみだぶつ
真光寺公式LINE開設→
2006/6/20
久々に本をご紹介いたします。
谷崎潤一郎 『文章読本』(昭和9年初刊)です。
中央公論社は私の母校、龍谷大学『反省会雑誌』がその前身となっています。

最近、日本語ブームですが、その原点ともいうべく、文章についての指南がなされています。今はパソコンでどんどん入力ができますが、その分、言葉が軽くなる面もありますので、注意せねばと思っています。
内容は古臭いことはまったくなく、むしろ新鮮であり、人々に分かりやすく伝えようとする努力は古今東西共通なのですね。難しい言葉・専門用語や外来語を頻繁に使う人もいますが、伝わらなければまったく無意味ですから。われわれ僧侶も分かりやすく伝えるということが最も大切だと思っています。むしろ内容は二の次と言っても過言ではありません。

0
投稿者: 若院★きむらせいゆう
詳細ページ -
コメント(0) |
トラックバック(0)
2006/6/13
サッカー、日本代表、残念でしたね。こう見えても若院、昔はサッカーを
やっていたのですよ。
精一杯のプレーだったのでしょうけど、画面を見ていて何ていうか、
日本選手やサポーターの態度に強い違和感を覚えました。
まず、誰かは確認できなかったのですが、オーストラリアにゴールを
奪われたとき(2点目?)、ベロを出してうす笑いしていた選手がいたこと。FW柳澤のやるきの無さが全開だったこと。彼は前から目が死んでいる。それと選手全員、負けたことへの悔しさをあまりにもクールに、まるで
よその国の出来事のような態度を取っていたこと。悔し涙は出ないのかなあ?
サポーターも優しすぎるなあ。。。。「あと二戦ある!」って・・・。
もう後は無いと思うのですが・・・。ドイツくんだりまで来て選手にゲキを
飛ばすサポーターは居ないのかなあ?選手を甘やかしてるだけのサポーターならいらないのでは?
あと、どうしても気になるのは、選手の髪型。
茶髪、もうやめようや。
黒髪選手は例外なく真剣さがにじみ出いている。
高原まで、ニワトリみたいな頭、何じゃありゃ?
髪の毛が目にかかるまで長いヤツ。ボール見えてるのかなあ?
君はDFだろう? オシャレする気分の余裕があったということですね。
それでいて、サムライブルー、ですか?
サムライならば死ぬ気でやれ、死ぬ気で!!!へらへら笑うな!!!
日本ガンバレ!

0
投稿者: 若院★きむらせいゆう
詳細ページ -
コメント(0) |
トラックバック(0)
2006/6/12
さきほど通夜式から帰ってきました。
大阪では葬儀会館や公民館など、いわゆる自宅以外での通夜・葬儀式が
圧倒的となりました。自宅でのしみじみした感じとは雰囲気が違います。
それと、涙を流す人、少なくなりました。
以下、あくまで当地近辺での話ですので、不快な思いをされたら
ごめんなさい。
・・・そんな中、通夜での説法はどうしようかと悩んでいるところです。
まず、雰囲気として私が照明を浴びて前に立って、みんなは離れたところで
イスに座っているのですが、参列者との「距離感」が非常に話しにくいのです。法話は聴衆と目線を合わし、空気を共有することが第一だと思っていますので。・・・それは言い訳だと言われたら返す言葉もないですが。
そんでもって私は通夜(会館での)では法話は一切しないのですっ。
いや、能力がないのです。通夜での法話は確かに重要なのは分かっては
いますが、その人の一生涯を締めくくる話になりますから、下手なことは
喋れないのです。浄土真宗の宣伝をしにきているわけでもないですし。
こういうことを言うには、ある根拠があります。
今日の浄土真宗を代表する和上、K師が「通夜では下手な話ならしないほうがいい。我々は一生懸命おつとめをするしかない」といわれたからです。
またある人は言いました。
「浄土真宗の坊さんは、喋りすぎで理屈っぽい。通夜でも聴聞せよ、聴聞せよというが、遺族はそれどころでなく、参列者の挨拶・接待など多忙を極め、心身は疲れ切っている。心静かに手を合わせるだけではダメなのか?」と。
で、法話の替わりといっては何ですが、通夜のおつとめの冒頭(三奉請・導師焼香の後)にオリジナルの表白(ひょうびゃく;歌舞伎で言うと前口上みたいなもの)を読み上げることにしました。内容は法話そのものです。
おつとめの後だと「あー、終わったあ」モードになり、会場はざわざわしだすので、おつとめ前の空気が張り詰めた時点で行うのです。
通夜・葬儀式というと、お坊さん張り切っちゃって、葬儀社のスタッフに偉そうな態度を取ったりでひどいもんです。通夜・葬儀式は純粋な宗教儀礼ではないのです。社会儀礼でもあり、葬儀社や遺族の都合というものもあるわけです。こういう要素を踏まえて、オーダーメイド的な宗教活動を執行するのがプロの僧侶だと思っております。そういうことが分からない若い時代は随分恥をかいたものです。

28
投稿者: 若院★きむらせいゆう
詳細ページ -
コメント(2) |
トラックバック(0)