2007/10/11
蓮如上人『御文章』「末代無智章」 原文
末代無智の在家止住の男女たらんともがらは、こころをひとつにして阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、さらに餘のかたへこころをふらず一心一向に仏たすけたまえともうさん衆生をば、たとい罪業は深重なりとも、かならず弥陀如来 はすくいましますべし。これすなわち第十八の念仏往生の誓願のこころなり。かくのごとく決定してのうえには、ねてもさめてもいのちのあらんかぎりは、称名 念仏すべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。
末代無智章 大阪(河内)弁バージョン
木村世雄 訳
今日び、ワシら在家のやな、男でもおなごでもな、肝心かなめの阿弥陀さんにおまかせすることだけ考えといたらええねん。
せやから他の宗教んとこ行って浮気せんとな「ワイら、もうこれからもう阿弥陀さん一本で行きまんねん」、ちゅう連中をやな、よしんばワイらごっつい罪背負っといてもやな、阿弥陀さん絶対に救ってくれはる、言うちょりまんねん。
これはやな、正味な話、『無量寿経』に書いたある法蔵菩薩さんのやな、はじめから数えて十八番目のやな、「念仏往生の願」ちゅう誓いをワイらにも分かりやすいように言うてくれてはりまんねんがな。
そういうこっちゃから、寝ても目ぇ覚めても心臓動いちょる限りはやな、やっぱりナンマンダブ・ナンマンダブせなあかん、ちゅうことやがな!ありがたいやんけ、ありがたいやんけ〜、ワレも念仏せえや。
皆さんも、ご当地言葉で創作してみてください。

0
投稿者: 若院★きむらせいゆう
詳細ページ -
コメント(0) |
トラックバック(0)
1 | 《前のページ | 次のページ》