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2008/1/28
投稿者: 若院★きむらせいゆう
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2008/1/25
製紙会社の再生紙混合率表示の偽装問題が発覚。また偽装か・・・今度はペットボトルあたりが怪しいと思います。年賀状を寄付金・5円付きの環境問題配慮のものにしたのに、ガックりである。
日本人は白いものが好きだそうな。
白装束集団とか、美白の故・鈴木その子とか・・・・・・。
これは神道文化に根ざすものであろうと私は考えている。
白色は黒(黒不浄=死)や赤(赤不浄=月経)とは対称的な不浄ならざるものの象徴である。清めの白い塩や花嫁の白無垢にしたって非常に精神的な意味が塗り込められている。
古紙を配合すれば、どんな技術を持ってしても茶色っぽくなるし、繊維質が確認できるものである。問題は我々消費者がそれを気にするか・しないか、という点にあろうと思う。私はそんなの全然気にならない。
古紙を白に精製するには大量の漂白剤を用いるなど、環境への負担がいちじるしく大きいという(だからこそ、バージンパルプの比を増したと、いうのがメーカーの言い分であろうが本末転倒だ)。でも、紙は少し色味がかっている方が味わいがあってオシャレではないか?
神道思想下では何かと【浄】と【不浄(=穢)】とを二元的に対比させ、白が重用されるが、仏教思想(浄土教)下では『仏説阿弥陀経』に青色青光・赤色赤光・白色白光・・・と、それぞれの色が讃えられ、浄色・穢色の差別が語られない(つまり一元的)。
このことは仏教者が環境問題を提唱するのに大きな根拠となるであろう。

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投稿者: 若院★きむらせいゆう
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2008/1/20
某・葬儀会館にて。
着替えが早く済んだので鏡に向かってパチリ。
法衣をまとうのは好きです。戦闘モードというか、馬子にも衣装というのか、何だか、「んっしゃーッ」て感じになります。
葬儀式は本願寺派の衣体条例(いわゆる“ドレス・コード”)に【礼装第1種】と定められたる「七条袈裟・色衣・切袴」を組み合わせた、もっともフォーマルな装束で臨みます。

※鏡ですから左右真逆です、悪しからず。
七条袈裟をまとう際は、色衣の首の後ろに三角形の【僧綱板(そうごういた)】という付属品を着用するのが決まりなのですが、いつの頃からか省略することが一般的になりました。また肩に掛ける【修多羅(しゅたら)】という組みヒモのようなものの結び方も大きな蝶結びにすることが一般化してしまいました。
しかし、それらはやはり見た目がダランとして格好の悪いものです。手間が掛かってもきちんとした着用方法に従うのは故人・遺族への導師からの誠意でもあります。
数百年かけて醸成されてきた「伝統様式」をもっと大切にしたいものです。形には全て意味があるのです。理屈ではなく、伝統を守ること自体に大きな意味があるのですから。

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投稿者: 若院★きむらせいゆう
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