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なむあみだぶつ
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2008/10/17
境内には【ホトトギス】の花が咲いております。
一輪差しなどに持ってこいの草花です。

株分けも簡単ですので、ご希望の方は冬頃にお越しください(数に限りアリ)。
秋と言えばクモですが、青空を背景に見ると大変美しい体をしていることに気付きます。


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2008/10/11
10月度の掲示板法話を更新しました。

言うまでもなく、個室ビデオ店放火の犯人の言い訳である「生きていくのが嫌になって火をつけた、怖くなったから自分だけ逃げた・・・」を受けてのものです。
「私は生きている」・・・これは言ってはならない言葉です。
生物学的にいっても、体内には何兆もの細菌が命を賭して人体の恒常性を維持せんとし、生物由来の薬品が日々私たちの健康を維持してくれています。
また社会的に考えても、たとえ自分で稼いだお金で得た食べ物でも、それを土や海から穫り、市場に回り、加工調理され、物流され・・・胃袋を満たすまでにいったい、何百人の手を渡っていることでしょうか?
それでも「私は生きている」、と言えるのでしょうか?
人間関係が嫌で自殺したい諸君、生かされていることを知ろうとしない諸君、ぜひ無人島に行きたまえ!もしくは血のしたたる健康な臓器を、病気で苦しみ命の瀬戸際に居る人たちに与えたまえ!体を傷つけて「痛いっ」と発する命の叫びを聞くがいい!
何年かかってもいいから「ああ、私は生かされているんだ!」ということを知ることが人生の目的といっても過言ではありません。逆境の時こそ、人生の味わいは深まるものです。
「一日が一生」と考えてください。
明日はまた違う人生が始まります。

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2008/10/7
工事は内部造作の只中です。

このように格子状になった天井を【格天井;ごうてんじょう】と言います。
【真・行・草】の分類でいえば、言うまでもなく真の様式です。仏殿や貴賓者の居室にしか用いない様式です。
今後、各枠内に花の絵図(12種類)をはめ込んでいきます。
当寺の本堂は天井高が圧倒的に低く、組物・彫刻などの造作を加える部分がありませんので、せめて絵天井にすることで、空間の広がりを演出することにしました。
と、同時にこの絵天井にしたのには、ある大きな“理由”があります。まぁ、口の悪い人はそのことを【錬金術】などと言うでしょうが、生易しいこと言うてては、このご時世において本堂なんぞ、建ちはしません。
・・・割振りのメモを発見しました。このような図で髪の毛の入るスキもなく、きっちりと納めていく様は圧巻です。さしずめ、宮大工の「カン(勘)ピューター」というところでしょうか。


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