ようこそ真光寺ブログへ。
初めてデザインを変更しました。
目指せ1000記事投稿!(2021・2月1日現在918本)
なむあみだぶつ
2008/12/28
障子をちらりと開けてみれば・・・
金紙貼り作業の最中・・・。
繊細な作業です。気を散らせてはなりませんので外から撮影してみました。
でも我慢できずに中に入りました・・・。
意志薄弱なワタクシ
そして気配を感じて脚立から飛び降りた職人さん(ウソ、たまたまです)。

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2008/12/24
向拝(ゴハイ)の欄干(ランカン)の取り付けが終了し、養成紙(ヨウジョウシ)・シートも撤去され、いよいよ木肌が露(アラ)わになりました。

(★タイトルにある、“無垢(ムク)の木”とは、表面加工をしていない、そのままの木地ということで、無垢という樹種があるのではありません。時々勘違いされる場合があるので念の為に・・・)
木の表面はやがて色付いていきますが、手あかや水シミなどは後々悪影響が出てきます。その前に、米ヌカのオイルをたっぷり塗布することを強くおすすめします。その昔、米ヌカを木綿の袋に入れて力いっぱいこすったアレです。そのエッセンスがオイルになっているのです。
このオイルは4リットルでなんと2万円もするのですが、伸びが良いため、極めて広範囲に使えます。2本購入したのですが、塗りたくってもまだ2リットルくらいしか使用していません。
伊万里の器にドボドボと注いで、セレブな手入れを満喫しています。骨董品はガンガン使ってナンボのもんだと思いますが、やはり贅沢ですかね。・・・いやいや、仏サマのお住まいの為に贅沢をして、一体何が悪いんでしょうか?

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2008/12/21
クイズです。
クリスマスはいつでしょう?
12月24日と答えてしまう人が多いと思いますが、×です。
24日はクリスマス・イブです。よって25日が正解です。
面白いことに、キリスト教も仏教も、まさに当日よりも前日に重きを置きます。
仏教では、イブ(前夜祭)のことを【逮夜(たいや)】といいます。逮とは“およぶ”と訓じ、本来、夜から明くる日に向かってのことを意味します。
東本願寺では報恩講法要の最終日である結願日中(ケチガンニッチュウ)の前の日に、結願逮夜(ケチガンタイヤ)をおつとめし、丁重なる作法が執り行われるそうです。
ところで、僧侶は門信徒宅に【月参り】に伺いますが、関西では別名【逮夜参り】と言いまして、これが御命日の前日になります。
しかし、新仏が出ますと、当方からは逮夜日をご案内しますが、毎月のお参りは正当の命日にしてほしい、との依頼が圧倒的に増えたように思いませんか?同業者の皆様。
最近ではいちいち、この逮夜のことを説明するのがめんどくさいので、「ハイハイ」と了承しますが、実は命日に至ってのお勤めは儀礼的には“軽い”のですヨ。
★補足説明;イブとはイブニング(夕暮れ)の略であり、原初のユダヤ教時代では現在の午前0時を以て日付が変わったのではなく、日が沈むとその日は終わったのです。すると、クリスマス・イブは24日の午後5時くらいに終わり、それを境に24日の夜から翌日にかけてクリスマスになるのです。・・・・となりますと、冒頭のクイズは必ずしも正しくなくなりますね。。。ややこしい。
このことは仏教の六時(初夜・中夜・後夜・じん朝・日中・日没)の割振りと似ており、こちらも現在の日付の区切りとは異なるのであります。ああ、ややこしい。

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2008/12/15
奈良は明日香より、野仏(のぼとけ)を迎え入れました。
ええ顔してはる。
無言説法・・・。
何かを“感じ取って”もらえる寺院にしていきたいです。


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