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なむあみだぶつ
2016/4/29
今日は親類寺院の「永代経法要」でした。
ご法話にて中央仏教学院の植田豊先生の有難いお話をお聞きできました。

で、お土産に頂いてきたメガ巻き寿司・・・。
「たぬき寿司」さんの名物寿司です。
お味は決して雑でなく、おいしく頂きましたとさ。
今日は金曜日で法務休日といいたいところですが、9時から1周忌の法事と、午後には皆さんご存知の神戸の釋證眞クン宅の入仏紀念法要へと出向いたします。連休の高速、混まないことを願いますが阪神高速湾岸線は大丈夫だろう・・・

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2016/4/21
去る4月20日(水)午後3時より、表題の講座が開催されました。
住職になるにあたり、門信徒の皆様へより親しみを持って浄土真宗のスタイルや真光寺への関心を持っていただこうと継続している「講座」です。たくさんのご参加を頂き、うれしく思います。
・・・ええ、「法座」ではありません。
・・・法座以前の問題が明らかにされていないので、お寺に関心を持ってもらえないのです。自己診断が出来ない住職は宗教者云々以前に経営者と失格です。

檀家と門徒・・・この違いをご住職で説明できる方は何割いらっしゃるでしょうか?
檀家とおっしゃるのも結構ですが、「檀家」って何か分かりますか?

檀家という言葉は江戸時代にキリスト教が日本に定着することを恐れた幕府が、1612年にキリスト教禁止令を出し、寺請制・宗門人別改帳などを施行・配備し、国民を総仏教徒化(キリシタン排除)させた際に定着した用語です(檀家の初見は鎌倉時代)。・・・信仰とは何の関係も無いことで、しかも封建的な概念です。檀家なんて言葉をよろこんで使う人の気がしれません。
檀家とは梵語で【ダーナパティ(施しを為す者)の家、ダーナ(檀那)をする人の家】という話からしないと、檀家の説明にはなりません。A4資料5頁を用いて渾身の講義を行いました。
梵語のダーナは英語のdonation(寄付)や臓器移植の donor(ドナー)と語源が同じで、それはインド・ヨーロッパ語族に由来するからだ、云々。語学や医学の話を交えましたが、50分の時間を集中してお聞き頂きました。
いまやアマゾンでお坊さんを呼ぶ時代です。家制度の崩壊・個人主義の更なる台頭によって旧来の制度の存続が危ぶまれております。
愚息らの時代では檀家という概念は無くなり、本山と一般寺院とのつながりもガタガタになります。アマゾンの僧侶派遣は大いに結構。時代を映す何よりの鏡ですよ。アマゾンを批判する僧侶はどこまで既得権益に甘えているんだろう・・・。
私は生き残りをかけて今、必死です。何事もそうですが、痛みを感じる頃にはもう手遅れです。志ある僧侶や門信徒の皆様と、あるべき姿を模索してまいります。

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