ようこそ真光寺ブログへ。
初めてデザインを変更しました。
目指せ1000記事投稿!(2019・10月6日現在872本)
なむあみだぶつ
2016/5/27
先日は珍しく午後のお参りが空いたもので、京都・本願寺とその周辺にて所用をこなしにひとっ走りしてきました。
大阪から京都は、第二京阪という立派な高速道路ができて、最短50分程度で行けるようになりましたが、高速料金がバカ高く、そのうえネズミ捕りが頻出するというデメリットがあるため、名神高速・吹田経由で行き来しております。運転も俄然従来ルートの方が楽しいですしね。
所用とは・・・
@ 前住の夏用黒衣のサイズ直しが可能か否かを法衣店に尋ねにいくこと
A 白骨の中啓を物色すること
B 新刊の仏教書をチェックすること
C 経本の補充
D 本山帰敬式の広報用下調べ・撮影
E 引キン(墓地にて使用するお鈴)の新調
F 私用の手土産購入
G 家族用イチゴタルトの購入
H 半袖ワイドカラーの白シャツ・カフスボタン購入
でしたが、本願寺〜伊勢丹までスムーズに動けました。
今回の主たる目的は、法衣関係の整備なのですが、やはり本堂のお荘厳にせよ、衣体関係にせよ、常に整然さと清潔さを保たねばならないと日々思っております。
そういうことで今回は白骨(塗装無しの竹素材)の新しい中啓を求めてきました。デザインは新しいものは趣味に合いませんので、できるだけ伝統的な色・図柄を選ぶようにしています。
以下写真にあるように、我々は扇状の法具をいろいろ用途において使い分けています。頂戴したものも含め、一本一本、思い出のある品ばかりです。あまりジロジロ見られたら困るのもありますが・・・笑。

中啓の用途の一つに、お念珠のような大事なものを直に置かないようにする点があります。

折に触れ、こういった伝統的な法具の価値を再認識したいものです。
浄土真宗の信仰の美、というのがあります。それらはすべて「信心」の世界へいざなうものであることも特に申し添えておきましょう。

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2016/5/23
「笑点」の司会者、桂歌丸師匠の後任の春風亭昇太さんが実は56歳だったことに愕然としています。めちゃくちゃ若いし・・・。
さて今日は約12年の間、法務に活躍した住職の愛車に別れを告げることにしました。
その名もヤマハ・VOX(50cc)です。
法事の際の横長の装束を収納するため、座面下のスペースが広いスクーターを探しておりましたので選んだものです。
ところ変わればですが、東京ではお坊さんがバイクに乗ってお参りするとかなり軽蔑されるのだとか。逆に「ウチにはベンツで来てくれ」だとか・・・。舛添知事もそうですが、東京人の見栄っ張りなところや都会人振る様はどうも頂けないですね。


足元はFR車(後輪駆動)の後部座席の足元のセンタートンネルのごとく、盛り上がり部分が白衣のスソを汚したものですが、おおむねよく働いてくれたと思います。
今日は晴天のもと、湯灌の思いで洗車をして本堂前に安置しました。付属品やナンバーを外し、区役所で廃車手続きも済ませました。
私は基本的にモノを大事にする性分ですので(同時に、断捨離実践者でもあり、容赦なく不用品を処分もするが・・・)、処分するからといって雑には致しません。
そうそう、恒例の院号法名も授与することにいたしました。
伝教院釋白道
(でんきょういん しゃくびゃくどう)
です。
お念仏の教えを伝えるために東奔西走すること2万数千キロ。白い車体で世間の闇を照破する不退転の道をひた走る生涯でありました。・・・あ、バイクだからリバース(退転)が出来ないから当然か!?
さて、乗り物好きの住職の次なる愛車は・・・小股の切れ上がった女の子にしました。乞うご期待。

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