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なむあみだぶつ
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2016/8/29
去る8月27日、神戸市北区・高松寺様を会所(えしょ)として、若手僧侶の勉強会(懇親会)がありました。
最近のネットを通じて僧侶を派遣する事業の拡大など、従来とは異なった形式が増えてきたことへの対応といいますか、改めて寺院活動とは何か、を再考せざるを得ないきっかけを得ました。

寺院活動・あるいは僧侶の社会的役割を考えますと、それこそ一義的に定義できない様々な役割があるのだろうと思います。・・・であるがゆえにこそ、多方面へ目を光らせ、未来への対応をしっかりと練っておかねばならないのです。
ご参加のとあるご住職はアマゾンの僧侶派遣如きでびっくりしているようではダメで、もはや既存の寺院の在り方(旧来の檀家制度や組や教区に留まるやり方)では寺院の護持はおろか、住職の生計すら立ち行かない事態となることを明言されました。
つまり、利潤を追求する「業者」が、宗教の牙城に攻め込んできたということであります。しかもITを駆使してのことですから、それはもう・・・。
譬えが適切かどうかはわかりませんが、農協や地元の共同体に守られた農家がTPP導入によりその存在を揺るがされていくという構図に似ているかもしれません。
ある参加者いわく・・・、
「我々の仕事は果たして“弥陀の本願を説く”ことなんだろうか? 本願寺派の布教使さんの説く内容と、現場の住職が門信徒に説くべき内容はやはりずれているのではないか・・・」
10月より本願寺では【伝灯奉告法要】が厳修されます。
祝賀ムードの中で、おそろしい何かが私たちを侵食し始めます。気づいた時にはもう手遅れでしょう。全日本仏教会の方々、宗会議員の先生方、くれぐれもそこのところ、よろしくお願いしておきます。

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2016/8/18
今日は堺市の最高気温は37度。。。
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堺別院の盆踊りが開催されました。
別院職員の皆さんは早くより諸準備、汗だくの様子。いつもよく動かれます。
私もちょっとした堺別院の役を当てられているので、応援に行ってきました。
納骨堂一階のロビーを利用して、子どもたち向けの「プラレール阿弥陀くじ」のスタッフです。


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2016/8/16
今年は暑くて皆さん大変でございました!
当方ではこの1ヶ月間を「お盆月間」と称して啓蒙し、様々な行事、お参りをこなしてきました。
ひと昔前の時期集中は年々少なくなってきたことは、体力温存の意味でも有り難いことです。
来年以降の課題としては、月後半の月忌参りのお宅の何軒かが、8月前半への繁忙期に日の移動を依頼されることを如何に断るか?!である。……だってそんな要望を聞いていたら弟と2人体制でもこなせないし、臨時かつ急を要する仏事執行が難しくなるからです。実際、繁忙期に3件のご葬儀が出来、走り回っておりました。
.......これとは別に15日の午後には法類寺院、堺市西区順教寺様のお盆法要へ出向して参りました。


内容は、お盆には先祖の霊とかが帰ってくる云々は民間信仰であって、念仏者は常時の還相廻向のはたらきを受けて、いつでも仏に成られた故人と心が相通ずるのだ、とのお話しをしてきました。仏事としてのお盆の意義をしっかりとお伝えできたと思います。
真光寺には納骨堂があって、たくさんのご参詣があることですが、最近、若い方々を中心にお参りするということが、イコール故人に願い事をするということと受け止められている現状に直面することがしばしばです。お盆も神社の祭礼も単なるイベント化してしまっているのですね。
浄土真宗の仏事とは何か、来年への引き継ぎ事項として、今年も種々考えさせられることが多々ありました。

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