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2017/11/21
「古に拘泥せず、新奇を追わず」
住職の徒然日記
※急いで書いた為、誤字が多くて失礼(11月25日訂正)。
昨夜は大阪教区教務所(本願寺津村別院)での葬儀に関する研修会に出席。
以下、専門的な内容になることをお断りします。
テーマは【「葬場勤行」〜新たな試みによる実演と解説〜】でしたが・・・。
「浄土真宗の外側にいる人たちには何も伝わらない」ことを危惧して、「私たち(僧侶)がすでに持っている高い技術力を開いていけないかという必死の工夫」を具体的に実演する研修会でしたが・・・。
たとえば入堂(入場)の際、
@ 無音で照明演出有りの入場
A 香を薫じた柄香炉を保持し、着座の前に三拝する
B 路念仏を唱え、キンを鳴らしながら入場
を実演し、説明を挟み、さてどうでしょうか?というような流れ。
私は正直、反応に困りました。
それより実際、A灰の入った柄香炉を、ただでさえ荷物の多い葬儀に運ぶのは大変だし、Bの路念仏に至っては、そもそも出棺後の野辺送りにて路上にて称える念仏なのに、なんで入場時なの?!という違和感を感じました。
さらに驚いた
のは、こういうことを教区の勤式(儀礼)の専門の先生方が主導しているという点。新しい試みは結構なのですが、
本来の意味合いを殺してまでやらなければならないことなのでしょうか?????????
さらには、私が最も期待していたことは、
「出棺勤行」と「葬場勤行」との区別が今日では意味を為さないことに誰ひとり指摘されなかった
という点です。
以前、当ブログにて指摘した覚えがありますが、現行の葬儀規範に示される
【葬場(そうじょう)】とは、現在一般的な【葬儀会館】でもひと昔前の【自宅】でも【本堂】でもないということの確認を先ずはすべき
でしょう。
つまり、本来は「臨終勤行」「納棺勤行」「通夜勤行」「出棺勤行」までを同一の場所で行い、そこから「火屋(火葬場)」の手前に簡素な屋根と柱を備えた【ガンセン堂】を設え、そこで行われた勤行を「葬場勤行」というのです。今でも葬儀会館なんぞは「曲禄(きょくろく)という朱塗りの豪華な椅子が用意されますが、曲禄は野外にて用いるものではなかったでしょうか?・・・その名残があります。
葬場の例(東本願寺第21世厳如(大谷光勝猊下)上人)
曲録の図(西本願寺第21世明如上人の葬儀の際)
翻って、現在「出棺」といえば99、9%の人が、会館から霊柩車に載せて斎場へ向かうことを指すのではないでしょうか?
そういう混同についての言及はなく、逆にわざわざ葬儀の時に導師が同一会場内で「転座」して出棺勤行と葬場勤行を分ける、などという始末?????????
ですから
、「外に向かって浄土真宗が云々」、ではなくて、世の中のシステムが変わってしまっていることに「浄土真宗が適応していく」方途を探ることが、効率的に「浄土真宗の外側にいる人たちに」念仏の教えが伝わると考えた方が、スッキリするんじゃないかなああ???
それは決して、イデオロギー云々と仰る世代の方々がよくいわれる
「世俗への迎合」ではなくて、「世俗への適応」なんだと思う。
『生物と無生物のあいだ』や『動的平衡』を著した生物学の福岡伸一教授は以下のように仰る。
「動的平衡」とは、合成と分解、酸化と還元、切断と結合など相矛盾する逆反応が絶えず繰り返されることによって、秩序が維持され、更新されている状況を指す生物学用語で、私が生物学者として生命を捉えるとき、生命を生命たらしめる最も重要な特性だと考えるものである。
だから、生命とは何かと問われたら、躊躇なく、それは動的平衡にあるもの、と定義することになる。動的平衡ゆえに、生命は、柔軟で、適応的で、可変的で、傷つけば回復し、問題があれば修復できる。動的平衡ゆえに生命はこの地球上に出現して以来、38億年の長きにわたって連綿と存続してきた。
私はプロフェッショナルの僧侶として皆さんに提起したい。
上の
「生命」という言葉を「宗教あるいは真宗」に置き換えてみれば
いかが?と。
今回の研修を通じて学んだことは、今、私が自信と謙虚さを忘れずに執行している葬送儀礼に、逆説的に自負を持って取り組むことが出来るということでした。
堂々かつ柔軟に儀礼をやっていれば、十分世間に伝わるというのが僧侶歴25年の中間結果報告
です。
真光寺の門信徒の皆様は、いつ亡くなられても大丈夫ですヨ!!!!
5
タグ:
葬儀研修
福岡伸一
葬場勤行
投稿者: 管理人 釋 世雄
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2017/11/15
「お仏壇はお荷物なのか?」
住職の徒然日記
さて、当寺・報恩講法要はかくして無事終わりました。
その後の月参りでは「非常に良かった」との声を頂きました。
中でもご近所の若い奥様は「あいさつの中で住職は【作法】の大切さを力説されたのが印象的でした。」とのこと。・・・嬉しいですなぁ。
さて、今回のお話は翻って世俗的なお話。
報恩講が終わってから大阪のインテックス大阪にて先に紹介しましたか、【エンディング産業展】のことをすっかり失念していたという失態。ご年配の皆様、ご安心下さい。私とてボーッとしているのですから・・・。
エンディングとは、終活のことです。お墓のことやら葬儀のことなどを含めて称します。
時を同じくして、先日には住職が本願寺堺別院での会議出席のため、不在にしておりましたところ、一本の電話があったようで、坊守が用件を聞いておいてくれました。
【・・・私の家には仏壇があって、主人亡き後、長いこと月参りも法事もしておらず、将来的には嫁いだ娘にお仏壇を譲ろうと思うが、姓が異なるし、負担にもなるであろうからどうしたものか?】
との問い合わせです。名前を聞いてみると聞き覚えの無いお方・・・。
お寺ではよく寄せられる問いですが、ご住職方はどのように対応なさいますか?
純粋培養で育った坊守は、
「せっかくのお仏壇やし、阿弥陀様を拝む環境を娘さんに託せばいいのでは?お仏壇は姓が違うとかの家の問題なん?個人の心のことやろ?」
との見事な模範解答を私に呈しました。
バクテリアに囲まれて育ったワタクシはというと・・・、
「それはそうなんやけど、相談の主は、要は〈仏壇を処分したいからどうしたらいいか?〉って聞いてはるんや。仏壇や檀家などというシステムは江戸時代からの【家】概念から来てるから、そういう感覚が抜けられへんのや。こういう実務的な問題は龍大や中仏で教えてくれへんやろ?あやふやなことを言っている内に、相談者は葬儀社とか、会社に尋ねて処分もお願いしてすべてが終わってしまうんやんか」
と答えると、坊守は悲しい顔をしておりました。・・・ちょっと言い過ぎたかな?
その後、相談主からのお電話はありません。
おそらく件の
エンディング産業は、従来、寺院が対応してきた諸々の課題を【業務】として一手に引き受けるのでしょう。そこには遠慮も憚(はばか)りもありません。
ただただ料金表に沿って、信仰を相続してきた人々の心を蹂躙(じゅうりん)するのです。
寺院側も、新しい家族概念・住環境の変化に沿ったお仏事を提案していく時代です。
今まで頼りにしてきた地元の方々の意識も驚くほど変化してきています。門徒の方々にとっても手継ぎのお寺に後継ぎがいないとか、住職の教化伝道の熱意・儀礼の軽々しさ・寺院護持のノウハウのレベルが低くて話にならない等々、様々な問題が生起しています。
今こそ、みんなの智慧を寄せあわねばなりません。
寺院が堂々とビジネスの真似をしているところもあり、たいへん困惑します。
親鸞聖人に顔向け出来ないようなことをしては断じてならない
のです。
5
タグ:
お仏壇の処分
エンディング産業
投稿者: 管理人 釋 世雄
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2017/11/8
「厳かなるかな、報恩講」
真光寺のいろいろ
無事、報恩講が終わりました。相当の準備の成果が出た法要であったと思います。
特に準備をはじめ、当日ご足労いただいた【楽法会(ぎょうほうかい);新字表記】のメンバーの皆様には特に感謝申し上げます。
日中(午前)は住職導師での『宗祖鑽仰作法』(和讃主体)、逮夜(午後)は顕證寺新住職の近松真定殿御導師の『大師影供作法』でした。住職は初めて「画讃頭」を勤めました。
御導師様の所作と姿勢の美しさは誰にも真似できない「伝統」と「品格」を感じました。御尊父・近松照俊師と共に、
日本一の登礼盤作法
だと思います。
奏楽員の皆様、本山でご出仕されておられる一流の方々です。素晴らしい献奏でした。
ご法中(ほっちゅう)の皆様方には、住職のワガママを聞いてくださり誠にありがとうございました!
参詣の皆様方には儀礼の持つ力を再認識頂けたものと確信します。
僧侶はやっぱり第一に「おつとめ」が出来ないとダメだな、と思い知らされた報恩講でした。
8
タグ:
大師影供作法
近松真定
投稿者: 管理人 釋 世雄
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2017/11/4
「いよいよ報恩講だっ」
荘厳・仏華
さて、いよいよ11月6日(月)は当山・報恩講法要であります。ブログを見て下さっている各地の有縁の方々、どうぞお参りくださいませ。
いきなりボヤくようですが、当寺では歩いて数分の門徒のお参りが極めて少ない!懇志を届けて下さるのは有難いのですが、なぜにあなた方は本堂に上がって聴聞しないのか!!!【お聴聞して信心を確かにしないと死んでも死にきれないという不都合な真実】を住職としてそろそろはっきり言ってやろうかなと思う、今日この頃。
さてさて、今日はご存知、真光寺のスーパーテクニカル・トラディショナル・ブディストリチュアル・アドバイザーの、ファビュラス感満載のM田君が京都より、報恩講準備のお手伝いに来られました。ちなみに明日から当日まで泊りで準備に来られます。
本山級のチェックに冷や汗かきまくりでした・・・。おかげで勉強になりました!!いつもありがとう。
お荘厳には白の手袋、当然ですね。素手でやる人の気が知れない。手袋にスパンコールが入るとマイケル・ジャクソンになりますから、皆さん気を付けてください。
時系列にまとめた配役表です。A4・4枚。粛々と儀式は続きます。緊張感の無い儀礼はキライだ。
香炉の中の灰を整えて頂きました。ご本山と同じです。炭団(たどん)もセットされ、噴火直前です。今回は顕證寺御前様の御導師、秘蔵の伽羅(きゃら)でのご焼香、数万円が一瞬に煙だ。そんなことはどうでもいい。
私は数日前から仏華の準備。
坊守のお里、吉野の山で採取した枝もの。細い枝を針金や結束バンドで数本束ねて一つの枝物に仕立てます。こういうパーツを如何に丁寧に作るかで全体が決まります。
スダチと蜜柑の御供物。ただ透明な筒に入れるのにも様々なコツが。
日中法要の宗祖鑽仰作法では、柄香炉を導師・頂礼文発音・念仏頭用に3本用います。1本は借用品ですが、汚れていたので御礼を兼ねてクリーニング。
【クエン酸と漂白液と重曹】を混ぜた液に浸けると、ほらこの通り。
準備はまだまだありますが、明日5日は法務がめちゃくちゃ忙しい。
あともう少し頑張ろう。
皆様のご参詣を心よりお待ちしております。
3
タグ:
伽羅
報恩講準備
柄香炉
投稿者: 管理人 釋 世雄
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