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目指せ1000記事投稿!(2019・10月6日現在872本)
なむあみだぶつ
2018/9/20
今日からお彼岸の入りです。
明日は本堂にて仏教文化講座を兼ねた法座がございます。
お誘いあわせてのご参詣をお待ちしております。


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2018/9/14
今日は法務休日の金曜日でしたがご葬儀がありました。
時間の段取りは何の問題はない(いやいや、夕方の堺別院の会議は【繰り上げ初七日】と重なり、出られなくなった!)のですが、葬儀は本当にいろいろと考えさせられることが多い。
昨日のお通夜にで会場に着くなり、「おっ!?」と。

少し前までは“告別式” 〇時からという案内だったと記憶している。「葬儀式」となっているではないか!
私はかねてより「告別式」という冷たい表現がイヤで、そもそも儀礼上では「葬儀」なのにどうして告別式の表現を好まれるのか、という疑問を持っていました。
そのことを各葬儀会館において、半ばスタッフに訴えかける形で「浄土での再会を誓うお念仏の世界に、告別という言葉はそぐわない」、旨の法話を何十回としてきました。実際何があったかは分かりませんが、その主張が受け入れられてきたのかもしれません。・・・葬儀という言葉がよみがえってきたのです。
ほかには
「合掌と礼拝は別だから、導師が頭を下げたときに“礼拝”と言ってほしい」
「葬儀当日に初七日法要を勤めるときは“繰り上げ初七日”ですよ」
「弔電披露はそもそも披露すること自体がおかしいが(私信ゆえに)、やるなら導師入堂前に頼みます。読経を中断させてまで何様のつもりだ!!」
・・・等々、その意味を懇切にお話しすると、たいていの場合、葬儀社には受け入れていただけます。
歴史的に「告別式」の初見は中江兆民の葬儀がそうであったようだが、何となく告別式といったほうがスタイリッシュだとも思っているのだろうか?
上の『葬儀式(葬式)』とは『葬儀+告別式』のことです。
今日の葬儀はアナウンスの上でもはっきりと、読経が終わって控室に戻ると「それではただいまより告別式を執り行います」と言われたのが聞こえた。その内容は参列者が棺へ向かい献花・拝顔するというものであった。これは実に正しい告別式のやり方であると思う。
ゆえに看板に「告別式〇時から」などと書いてあったら、その30分くらい前に葬儀があるのだな、と知見のある方なら、そう捉えてしまうのですよ!
僧侶が導師となり参列者が焼香し合掌礼拝するという行為は宗教儀礼であり、それはまさに「葬儀」だ。告別式は宗教儀礼ではなく「社会儀礼」です。よって無論、無宗教形式の行為です。
葬儀式・葬式は告別の意味も含むらしいが、今回の表現ではそこまでは踏み込まないでおこう。
たまに「導師もお別れをなさいますか?」と聞かれるが、基本、告別の場には立ち入りません。私らは宗教儀礼を執行しにいっているのだから。
葬儀という言葉・意味を大切に噛みしめてほしいと思う。
ここだけの話、「告別式」のみにするとお寺サンを呼ばずに安く済みますよ!無理して仏式にすることはないですよ、ホントに。その代わり、あとで空虚感が残りますけどね。
・・・目下、真光寺オリジナルの「葬儀に関するパンフレットを作成中」です。真光寺の門信徒の皆様に限っては、きちんと伝えるべきは伝えておこうと思います。葬儀をしっかり考える・執行することで、生の意義が浮かび上がってくるというのが浄土真宗のスタンスですよ。

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2018/9/5
当地、大阪府堺市あたりは天変地異・自然災害の少ないところである、と各地の被災地報道を横目に安心しきっておりましたが、この度の台風21号は結構な被害をもたらしてくれました。
停電も続いています、が、不思議なことに当方私邸は通電しており、庫裏・寺務所ならびに隣り近所のほとんどは停電しています。配線系統が違うのでしょうか。申し訳ない気分です。

お向かいさん(空き家)では壁がめくれ、その隣のお宅が損壊する被害が及んでいます。空き家の深刻さは非常時に連絡が取れない点にもあります。道路にも壁が散乱しています。
権利者死亡後、相続をしないまま年数が経過し、売買に支障を来すなどこういう事例は一層増加するものと思われます。下世話な話、だれが固定資産税を払っているんだろう・・・。
直接関係がないといえども、親族の方も一定の責任感を持って欲しいものです。
今回の場合も近隣の方が所有者のきょうだいに電話を入れてくれましたが「所有者である姉は九州に帰り認知症を発症、夫も認知症で病気がちなので、市役所に任せる・・・」とか・・・。ややこしいことになりそうだ。

こちらは私邸の寝室の窓がこれまた反対側の隣地の瓦が飛んできて割れました。幸いペアガラス(二重ガラス)だったため、外側のみの破損にとどまりました。
まるで銃撃にあったかのようです!?
本願寺も南能舞台前の塀が倒壊したり、と大きな被害が出ています。
今後の雨も心配されますゆえ、皆さまも引き続きお気を付けくださいね。

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