2020/1/31
・・・俳優の東出何某、という人が不倫をしたとかで大きな騒ぎになっています。
恰好のワイドショーのネタになりましたが、本人はその代償としてコマーシャルの降板とかお相手も役柄差し替えとかになったようです。
なるべくしてそうなったのかもしれませんが(不貞行為そのものではなく、その後の制裁について)、一斉に総攻撃する構図というか、俳優は公人ではありませんのに、そこまで叩かれるのか、と恐怖すら覚えます。
たかだかテレビ(最早弱小メディアの一つに過ぎない)に出ている人だからといって、そこまで社会的影響があるのでしょうかね?視聴率を考えてみれば取るに足らない問題。
倫理の問題というのは、あくまで個人に属するものですから、そんなことアカの他人が叱責するべきことではないと考えます。不倫は犯罪ではありませんから、社会的制裁を科すには重すぎると思います。
お参り先で「仏教では不倫をどう考えるのか?」と聞かれましが、「不邪淫戒に抵触するでしょうか?・・・よく分かりません」と言っておきました。戒に触れるといっても、それは持戒を保つ人にとってこそ意味のある問題で、第3者にとっては関係ありません。
仏教は極めて自律的な教えです。良く分かっていない人に限って「我々は・・・」という。それは違う。
・・・そもそも東出氏は修行僧ではないですね( ´∀` )
コマーシャル業界では俳優降板で損害賠償だとか言ってますけど、ワタシは商品を宣伝している人の如何によって買う・買わないかは判断しませんけどねぇ。その商品の機能性とか合理的価格かどうかで判断します。
大体、CMで芸能人がこれほど出てくるのは日本だけだそうです。よっぽど自社商品に自信がないのか、消費者がアホなのか。
仮にCMに出す商品を作るトコの社長が愛人を囲っている例はいくらでもあるいと思いますが、そういう点の批判が無いとするならば、大いに差別的ではないでしょうか?
如何に個々の日本人が主体性に欠き、自分の意見・価値観を持たずに第三者に依存しているのかを示す一例と言えましょう。これは危険なことです。全体主義にいとも簡単に迎合して一斉に弱者叩きに躍起になる。カラスは白だと言われれば、白だという。
仏法に触れておりますと、世の不条理・矛盾に目が行くようになります。
宗教が分かると、それに伴う倫理・道徳の峻別が出来るようになります。日本人はそもそも宗教が分かっていないのですから、いとも容易く他人の倫理的問題を社会全体の道徳問題とすり替えてしまうのです。

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2020/1/17
今春注目の新ドラマ!
どういう描き方がなされるのか楽しみです。
皆さんとの意見交換・感想をお聞かせ頂くのが楽しみです。
伊藤英明さん唐沢寿明版『白い巨塔』の柳沢医局員役時代から注目の役者さんです。お坊さん姿がよく似合うこと!
ここでは念仏を「称える」ではなく「唱える」なんですね・・・。

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2020/1/3
皆様、本年もよろしくお願いいたします。
いろいろ思うところを発信していきたいと思います。
早、本山では9日より御正忌報恩講法要がお勤まりになりますね。
以下、今年の年賀状です。
パターン化しておくと年賀状も楽ですね!


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