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なむあみだぶつ
2020/5/27
コロナ禍は一段落と言ってよいでしょうか。皆様にはお見舞い申し上げます。
政府指針の【新しい生活様式】をもとに、臨機応変に過ごして参りましょう。
ふとお参り先にて「淡交」という言葉を聞き、思いを新たにしました。

京都の茶道裏千家にまつわる出版社「淡交社」をご存知でしょうか。その社名の由来になっているのが淡交です。
元は『荘子』の「君子の交わりの淡きこと、水の如し」から来ている言葉で、要は濃密な付き合いはしない、ということです。
君子とは「徳が高く品位のある人、人格者」の意味ですが、この際、諸々の人々は、ということになりました。
「君子は危うきに近寄らず」の方が聞き覚えがあるでしょうかね?
茶道といえば、茶室(私は茶道の作法云々は興味はないが、茶室とか数寄屋建築には非常な興味がある)、茶室といえば畳だが、畳1畳を1人のモジュール(割り振り)と考えれば自ずとソーシャルディスタンスが確保できるのではないかな、と思います。そういう間合いで家ができており、町が出来ていると考えることが重要です。そういうところにバターとコーヒー的な濃い洋風文化が入るからややこしく、雑然となるのです。日本人はダシとお茶だろう!?
・・・さて便利なことに日々の要件のほとんどは、ネットを通じて出来るようになりました。
しかし、前から申し上げているように日本はネット後進国です。誹謗中傷のツールでしかないのか?給付金申請もいまだ申請書を介して・・・現金決済も大好き。こりゃあ、だめだ。
生活を営む上での感覚を研ぎ澄ませていかねばならないのでしょうね。
キーワードは淡交ですよ、淡交。

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