2020/8/8
お盆参りが本格化し、通常の月参りの倍以上の軒数を回ります。
特に初盆(・・・地域によって新盆【あらぼん・しんぼん・にいぼん】など多様)の御方はより丁重にお勤め下さいます。
ただ・・・訪問時間の解釈をめぐって、ここ1〜2年、困ったことが起きています。
といいますのも、
【お盆は繁忙期ですので、〇〇様へは8月10日の10時から11時の間にお伺いします】と口頭でお伝えしている場合、皆様はどのように理解されますか?
当方としては「〇〇分までは指定できないが、10時から11時の間に訪問します」と、余裕をもってお待ちください、とお願いしており、その場で了承頂いています。
ですから10時5分に行く場合もあれば、10時50分に到着する場合もあるわけです。
これを最近では「10時ぴったりに来て、11時に戻る」と解釈される方が増えてきたのです。今日もかかる例で、10時5分に電話があったことに驚いています。
・・・一体どうしたものでしょうか? 国語的な問題だと思うのですが、なかなか厳しいものがあります。5年前まででも無かったことです。
来年からは、口頭では伝わらないので、初盆の方だけでも改めて数日前までに文書でお伝えしなくてはならないことになります。
お待ちいただいているのは有難いことですが、すっきりしません。
他のご寺院様のやり方は分かりませんが、当方では定刻のお約束をするのは【通夜・葬儀・年忌法要・納骨】のみです。
何卒ご理解のほど、お願い申し上げます。

1
1 | 《前のページ | 次のページ》