ちょうど一週間前に秋田県に遠征してきましたので報告します。
と、その前に、実は8月にも遠征していたのでそちらも合わせて投稿します。
しかし、幾分1ヶ月以上前の話しですので簡単にご報告しますと
またしても「渇水」堰堤から漏れる水はチョロチョロ。1日目のデイは不発に終わりました。
しかし初めてのナイトゲームに挑戦。上流部にある支流との合流点にある通称「アユ転がしP」は流れも水量も申し分なく、流れの変化や透明度にメリハリのあるポイント。足場も良く、ポイントも広く、小さめではあるがアユも多く、瀬の先端は激流、なんといってもエントリーのし易さが魅力のこの場所でナイトゲームに挑戦。
蚊との戦いでもあったがこっちには秘密兵器「アースジェット」があるので一毛打尽。集中力を切らさない努力だけは万全である。
私は上流側、KATSUさんは下流側へと入る。常夜灯もなければ家の明かりさえない暗闇ではルアーの感度だけで釣っていくしかありません。
ひたすらルアーを流して流して巻いてくる。暗くなってから1時間もしないうちに初バイト!
100m以上流してヒットしたので取り込みまで時間がかかるもなんとか陸に上げることができ、魚体を確認すると・・・
KATSUさんをびっくりさせようと下流側へ向かうとなにやらライトを照らしてモゾモゾしている。
「釣っちゃいました!」 「俺も!」 ・・・・ 「ホレ!」
まさかのダブルヒット!笑 しかもナマズ!笑
まさかこんな流れの早いところにナマズが居るとは思いませんでした。
その後、気を取りなおして再びキャスト開始。今度は下流側に入る。
激流の瀬が近いこともあり、あまり流さず、自称「泉ドリフト+」隈なく探っていく。
流れの強い所を探して、見つけたらドリフトさせながら弱い所を見つけるという作業を繰り返しているとドーン!
チャイチーバスでしたが最高の1匹、その後も同じパターンでヒットするもまさかのバラし。
終了時間が迫ってきたので9時過ぎに終了し「宮」へ駆け込み1日目終了
2日目は実績ポイントを回って歩くも何処も不発!
焦りだけ進行。そんな中やっと打破
これでボウズだけは2人とも逃れることに成功。が、その後はやはり無反応。何箇所も回ったが魚は拝むことができず終了となった。
ここまでが8月の第2回秋田遠征の結果。笑いものです。
そして第3回の秋田遠征
雨降る秋田
いつもの様に上流域からスタートするも魚は顔を見せてはくれない。
11時を過ぎ、テッパンポイントである通称「バイブルP」へ向かう。藪漕ぎすると1キロぐらい歩いたんじゃないかと思うほど果てしない道のりであるが、なんとか到着。
KATSUさんは下流側へ、私は上流側から下流側へと釣り下る。
落ち込みの辺りや流木、岩周り、チャラ瀬など隈なく探るも不発。
対岸側にある瀬の先端は激アツと算段しフルキャストして馬の背を通し、瀬の流れに当てた所ドーン!!
激流ファイトは本当にスリリングである。
「バラしたら死ぬ」と決め無事キャッチ。KATSUさんの居る下流側まで500mダッシュ笑
汗だくになりながらもナイスサイズをキャッチした。
すぐにKATSUさんもヒットするもまさかのバラシ!!痛恨である。メーター20はあったそうだw
バイブルPに見切りを付けお昼休憩。今回の遠征には目的があったのである。
「運河」です。シーバスを釣りたいんです。
というか雨が降っているので、急激な増水とか怖かったw
古い雑誌の情報を頼りに初の運河攻略に挑戦
ナビを頼りに到着。しかし・・・「アレ?」想像を遥かに超えた光景が。
チョイ投げするだけで対岸に届いてしまうようなめちゃくちゃ小さい川。というか「ドブ川」と間違えそうな場所。「本当にシーバス釣れんの?」と疑心暗鬼になりながらキャストするとゴンw
「え!?」本当にシーバスがいました。しかしビックリだったのでエラ洗い一発でバレてしまう。
時々小魚を追って捕食はしているものの一向に口は使わなく、ライズもなくなったので移動。
下流側へ行くと「あれ?もしかしてここじゃないすか!?」なんと場所を間違っていたのだ笑
川幅は多少広くはなったがそれでも小さい川。マッディーなドブ川です。「銀だこP」と命名し、散らばってキャストしていると、またまたゴツン。正体は・・・
KATSUさんのルアーにもバスと思わしき魚のチェイス!!
なんとしてもシーバスを釣りたかったので藪を漕いで支流との合流点へ一人で向かう。
しかし草が濃すぎてキャスト出来ず。おまけに即ドン深。なんとかキャストできる場所を見つけキャスト。対岸はマンションw ボトムを取ってから早巻き!するとティップが入る。
鬼のような重量感!10分以上ファイトするも、一人ではどうにもならないことは世の中にどうしても存在する。まさにこれ。「さっせーん!!無理っす!」大声でKATSUさんを呼ぶ。
「でけっす。でもたぶんシーバスじゃないっす。しらねっす。知りたくねっす」
2人でどう取り込むか考えるも解決策が見つからない。
「よし!」と覚悟を決めロッドを託し草につかまりながら水際へ。足を伸ばしてみたが確実にDROPONのパータン。奇跡の草に乗ってランディング。10分くらいの格闘でようやくランディング成功。辺りはもう夕暮れです。
はいそうです。ランカーサイズのカムルチーでした。あの超が着くほどのヘビータックルで釣るこの魚をナイトゲーム用の繊細ティップ&PE08に16lb、10番Mのフックで捕ったと思います。ま、内心「バレろ!早くバレろ!!」と思ってましたが。昔からこの魚は触れません・・・嫌い
辺りもすっかり暗くなり、運河のナイトゲームに挑戦です。激戦区というだけあってアングラーの数は非常に多い。良さ気な場所を見つけたので入水。「選抜じゃんけんP」と命名。
流れは複雑で強く、雰囲気はとても素晴らしいものでした。なんといってもマンションやデパートなどの中で釣りをする感じが新鮮でした。
もちろん魚はご健在
楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、流れも一段落、なんといっても「宮」に余裕を持って行かなければ!w
1日目終了
翌朝、朝風呂を済ませ早速釣行開始。休日というだけあってかかなりのアングラーが犇めいている。
雰囲気抜群の「本当にもうすぐ始まりますから!!P」に入水。
ここでもシーバスご健在
都市型河川は最高です!!
お昼からは再び上流へ向かい、藪漕ぎしながら「バイブルP」へ
しかし不発、その後もポイント周りを繰り返すも不発。
最終ポイントとなる「アユ転がしP」も不発。
未練を残しながらも第3回秋田遠征は終了となった。
以上、遠征結果報告です。
番外編
秋田から宮城に向けひた走り、KATSUさんを自宅に送り、帰路に着くものの、片付ける気力もなく力尽きたかのように爆睡。翌朝、疲れを残しつつ職場へ。
翌朝、仕事を終え帰宅する前に川を見ていこうと思い、初めての川へ。あの都市型河川での釣りが忘れられないのだ。しかし河口部は津波の影響で工事中、上流へ向かって釣りができそうな場所を探しキャストするも無反応。タイミング次第だな!という結論にいたり、帰宅。朝10から爆睡してしまう。
夜8時に目が覚めるが、TSUTAYAにDVDを返し忘れていたことに気が付き、急いで家を出る。
用事を済ませた後、さて何をするかと考える。車の中には遠征した後のまま。タックル類は積んである。しかしこのままいつもの様に北上川で釣りをするということがとてもじゃないが考えられなかった。誰かとやるならまだしも、一人で釣りなんて10分で飽きてしまいそうだった。と・・ある考えが浮かぶ。
「今から遠征!?」
なにもすることがない&体力十分
しかし万全な体制であるか?は疑問。でもタックルはあるし、1回着たやつだが着替えもある。最悪あっちで買えばいいしどうにかなる。
しかし・・・しかしだ。あまりにも急ではないか。つい1秒前までは考えてもみなかったこと。
だが、いまから遠征に行こうと思えば行ける、行ってもいいという選択肢ができる。
こんな小さなアイディアがまさかここまで大きくなるとは思っても見なかった。
映画インセプションで単純なアイディアが癌の様に成長していくとある。
「像の事は考えるな」と言われて像の事を考えてしまう様に、行かないという選択肢を残しているものの、もう行くことは確実なのです。
で、場所は
最上川か雄物川か
迷った挙句 秋田!!
一人旅を楽しみながら3時過ぎに秋田到着。
秋田運河をやりたいが、せっかく着たからには清流シーバスも拝みたい。
なのでエントリーのし易さから「アユ転がしP」へ。準備をしていると何やら様子がいつもと違う。
「チャラチャラ」川の音が聞こえる。しかし
近い。スグそこで聞こえる。まさかと思いライトを照らすと・・・
水だw そう増水していた。普段なら陸になっている場所がすっかり水没
とてもじゃないがいつもの立ち位置には行けそうにない。しかたなく手前からキャスト開始。
しかしバイトはない。

日が登り、増水時は堰堤しかない!と思い堰堤に行くと・・・確かにいつもより水量は多めであるが、まだまだ水深は浅い。おそらく支流側の水量が多かったのだろう。ギリギリ釣りはできそうだったので、ヨレを狙うとバイト。が、またしてもナマズであった。
バイブルPは藪漕ぎがつらいのでパス、その他の場所もパス!
よって運河へ
サイズは小さいがパラパラと釣れて面白い。ホントにルアー様様です。
ひと通り運河での釣りを楽しんだ後は秋田港へ
そう、本物の「海のシーバス」を釣りに。
秋田港はとても大きい。そしてSOLASの恩恵で釣りできないw
公園に車を止めて散歩しているとベイトボール発見!!

が、釣り禁止!!
仕方なく反対側へ向かうと釣り人が。話を聞くと小さい黒鯛が釣れるらしい。
早速、岸壁をテクトロするとバイトの嵐。正体はメバルでした。シリテンバイブに猛烈アタックしてくるもののフッキングまで至らず、かかってもスレ。まぁ口より大きいのでしようがない。
ルアーをパワーブレードに変えてボトムに蔓延るシーバスを狙う。久しぶりのボトムゲームに気分は最高。
思ったより水深はないが、急激なブレイクがあって間違いない感じ。
舐めるように攻めつづけ、2回リフトした後のフォールで狙い通りヒット!
惜しくもヒラメのソゲちゃん。今年初フラット!
同じパターンでまたまたヒット!
ちょっとサイズアップ
するとおっちゃんがすごいですね〜と話しかけてきた。釣りをする人らしく、色々と世間話。2日前に大雨が降ったらしく、濁り気味とのこと。
秋田港を後にし、一旦仮眠
ナイトゲームは選抜じゃんけんPで
楽しんだ後は車中泊。1日目終了
2日目はあの「シリテンP」へ
やっぱり最高

ナイスサイズも登場
秋田運河を十分に楽しみました。ポイント開拓もでき、なにより各ポイント毎にシーバスが釣れたのが良かったですね。
楽しんだので後はゆっくり観光
最後にアユ転がしPに向かい夕方まで1時間ほどやりましたがダメでした。ボイルはありましたけどw
以上、秋田遠征番外編でした。
次回の秋田遠征は10月中旬予定です。
お疲れ様でした。