今では あまり見かけない「がまの穂」を発見!
先日のお話です・・・
とある式場にて 神式の通夜祭がありました
いつものように 少し遠方でしたので
早めに出かけましたが・・・
到着してみると なにやら講中(組内)の方が
受付の中で 慌しく御幣をきっていらしゃる・・
その奥では 榊にその御幣を宮司様が指導しながら
懸命に付けてらっしゃる・・・
まずは 打ち合わせをと 喪主の方に
お会いすべく 2Fの控室へ・・・
そこでも 机を囲み親族の方が御幣を・・・
喪主様をお尋ねすると かなりのご高齢の奥様
そこで 娘様との打ち合わせに・・・
お話を伺うと 故人様も
とある神社の宮司を 60年間もお勤めになったとか・・・
斎主様は 遠方からお越しになられ
「こちらの慣習が分からないので あなたに任せます」
と 仰られ・・・任せられても・・・
さあ そこからが大変!!
まず 通夜祭の後に遷霊祭をするか否か・・
決めかねていらっしゃる!
「お家の方も 斎主様にお任せします と仰るので
明日よりも本日通夜祭の後に と思うのですが・・・
式場をご覧になられたと思うのですが
あの通り 仮御霊舎も無く お供えも一通りしか無いと
こちらの式場の 担当の方が仰るのです
しかも 通夜祭と遷霊祭を同じ祭壇で
本日 同時にしてほしいと・・ 困りました・・・」
私も なんとお答えしたらいいのか・・・
お返事に困りました
「しかし どうしても無いものは仕方ない事ですので
そのように 致しましょう・・・」
そう仰られ 徐に立ち上がられ 式場へ
そこで また不備な点がいくつも 発見!!され
そちらは 担当の方にお任せして
開式まで 後15分 ご家族やご親族を
ご案内しに行くと まだ・・・御幣を・・・
「後は こちらで致しますので 式場へ」 と ご案内
皆さんが ご着席になられたのが5分前
そして 式についてのご案内をしていると
担当の方が
「まだ修抜に使う大榊が来てないから 延ばして!」
開式時間を10分過ぎて また・・・
「いま 斎員の方が車に履物を取りに行かれてるから
もう少しのばして!」
「はぁ・・・

」
なんて 段取りが悪いんでしょう・・・
バタバタも ここまで来れば ため息しかでません・・・
次の日の「葬場祭」も 思いやられると
覚悟を決め もっともっと早く式場に入らねば!
と 式場を後にした 夜・・・