あるご葬儀にて ・・・
最近は 「家族葬」 なるものが増えております
「家族葬」 にすれば料金も安く 義理で来られる方を
お断りして ・・・ と言う安易な考えで
そうされる事が多いようですが
昔からその土地に住み ご近所のお付き合いもあり
そうしたご縁も 断ち切るかのように講中(組内)長の
方に その旨を伝えられ自宅ではなく
ホールを使用され執り行われた ご葬儀 ・・・
蓋を開けてみれば お通夜からご近所の方や
ご友人がお越しになり それぞれに香典もご持参
受付には 「ご香典、お供えはご辞退申し上げます。」
との立て札があり そんな中で講中長が
「そう言う訳にはいかない!わしらが受付をする!
昔からのしきたりじゃからの!」 と断固たる姿勢
喪家の方は
「いえいえ 皆様にご迷惑をおかけしては
いけませんので ・・・」 と困惑ぎみ
挙句の果てには 「今迄の講中の取り決めで
香典は一律千円なんだから お宅でそれを
崩してもらったら困る! お宅はこれから
講中の付き合いをしないつもりなのか!」 とのお声
ある女性の方は 「お父さんには お世話に
なったのだから これはお父さんに
お供えするのだから うちのお爺ちゃんの時にも
頂いてるし納めてください」 と押し問答
結局 ご香典も一旦その場ではお断りされても
あまり押し問答が続くと
「それでは すみません ・・・」 と納められたり
そうでない方のは 受け取られなかったり
開式直前まで 喪家の方は対応に追われ
全てが中途半端に ・・・
家族と親族のみでと
小さなホールを取られていたので 一般の方で
廊下からロビーまで 歩くスペースも
無いくらい いっぱい人が溢れてしまいました
担当者もオロオロとされるばかりで
「何でこんな事に ・・・
あれだけ話しておいたのに?」
でもどう考えても 担当者のアドバイスや配慮が
足りなかったのではないか」 と
思わずにはいられません
「家族葬」 と言うものを考えさせられると同時に
深い悲しみの中にいらっしゃる ご遺族の方に
大きな心労を 背負わせてしまったような
心に痛みを覚えた ご葬儀でした
今日 とっても愉快な友人から 「出雲大社」 に
行って来たと 「縁結び」 のお守りと 出雲蕎麦に
大きな画用紙のユニークなお手紙 素晴らしい本の
プレゼントを頂きました
「なすび」 の箱に入っていたので
会社では 「茄子が届いた!」 と
思っていたようですよ
何故 「縁結び」 のお守り??? と思い
お礼の電話を致しますと 「仕事をしていく上で
良い方との出会いがあり 良いご縁が結ばれると
いいなぁ〜と思って 長蛇の列に並んで
買ったのですよ (*^^)v 」 との事
本当に心に沁みる 優しい心遣いに感謝!です
ありがとうございました

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