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今夜は 伯父のお通夜でした
いつも優しく接してくれた そんな伯父の優しげな
遺影写真が 式場に入ると迎えてくれ
突然の訃報に 悲しみが込上げてまいりました
開式ぎりぎりに 駆けつけた私は
じっと写真を 見つめながら手を合わせました
大手互助会の式場で 司会者の冷たい暗い声が響き
居た堪れなく感じたのは 私だけだったのでしょうか?
誰かが言った 「ベルトコンベアーに乗ったような
まるで流れ作業」 の通夜式に
悲しみが一層濃くなりました
式が終わり 会食室での通夜振舞い
そこでのサービスも ・・・ ?
近くにある冷蔵庫から お茶缶を出し両手に4〜5個
抱えテーブルに ドンドンと置いて
「どうぞ」 と言われ 身体の不自由な伯父の弟が
グラスを倒し割っても 親族が慌ててハンカチ等で
拭いていても気付かれない
こうして違う立場で見れば こうして欲しいのに
こんな風に声を掛けて下さったら ・・・
そんな事が たくさん見えてきます
きっと契約時間を過ぎられたのでしょう
女性スタッフさんは8時頃には 誰一人見えなくなり
誰に声を掛ければいいのか ・・・ と不安に
もちろん事務所には 泊まりの男性職員が
いらっしゃいますが 帰られる時に少しの説明もなく
気が付けばスッタフさんの姿は無く ・・・
究極のサービスをしなければならない
大切なお別れの空間での 出来事でした
帰り際に傍で 「伯父ちゃんありがとう しんどかったの?
やっと楽になれたね ・・・ これからもずっと
伯母ちゃんを守ってあげてね ・・・
本当にありがとうございました」 と感謝の気持ちで
手を合わせました
顔はまるで 眠っているかのように穏やかで
それが せめてもの救い
明日は午後からの お別れの式です
心から安らかに ・・・ と念じながら
最後の時間を 過ごしたいと思います