干潮 06:31(潮位=71.2cm)
満潮 13:57(潮位=198.1cm)
潮周り 小潮
ポイント 木曽川立田大橋上流右岸テトラ帯
釣果 マハゼ35匹
セイゴ1匹
例年ならそろそろハゼも落ち始め。でも今年はまだまだいけまっせ。
ということで、釣行記にはアップしていませんが、今年6回目の木曽川へ。
ここはなんといっても景色がきれい。水も当然きれい。
(われわれ名古屋人の自慢のうまい飲み水だがね)
さて、いつもの
岬釣具店にて。
(木曽川に行くときはエサを買うのも
情報を仕入れるのもいつもここ。エサの活き良し!)
「大雨の影響がまだ残ってましてね。水潮気味なんですよ」
「…」
イシゴカイと、セイゴ狙いの青ムシを購入してGO!
なるほど、濁っとるね〜。
チョイ投げをセットして、沖目から探ってみると、やはりアタリは渋い。
時折、大きくても12cmくらいのかわいいハゼドンが釣れてくるだけ。
型も渋い。
ワイの顔までハードボイルドチックに渋くなってきた頃、
忘れていたセイゴ狙いのぶっこみ仕掛けを上げてみると…。
「お!ちょいと重いぞ。なんか魚がついてることは間違いないぞ」
20cmのセイゴでした。セイゴも渋い。
潮が上がってこれば良くなるかもね、と淡い期待を抱きつつ、
テトラの穴が隠れるくらいになった頃。
「わたし、エビ釣ろ〜っと」とかみさんが。
(なんとこの時期、手長エビが釣れていたのです)
「おうおう。ビールのつまみは任せたぜ」
なんて、魚群は相変わらず渋い表情で、
渋いチョイ投げにいそしんでいたのです。
「釣れた〜!うわ〜、変な魚釣れた〜」
なぬ!?おまいはエビを釣っていたんじゃ…
「うわ!?なんじゃそりゃ」
ありゃ!ハゼだがね!変な魚とは何事…。にしても、デカっ!!
初めてデカハゼを見る魚群とかみさんには、一瞬、違う魚に見えました。
「おわ!やっぱ、でかっ!」
手を広げて親指の先から小指の先まで。ってことは、22cm!
おまいはこれを超ちっこいエビ針で釣ったんかい!

(後から現場回りに来た岬釣具の若大将が撮ってくれました)
でっかいハゼは、黒目の周りの白目もくっきりしててかわいいのん。
しっかし、まっこと自然は不思議じゃ。
ワイがチョイ投げで丹念に探っていたのに、キミは今までどこにいたの?
なんとかみさんはその後も、テトラの穴釣りで、
やっぱりエビ針で15cmアップを連発!
しかも飲み込まれずに、針は完璧な位置にかかってる。
しかも、ヤツにはこの濁り水の中、テトラの穴の中のハゼが見えるらしい。
ワイは超高級TAREXの偏光グラスをしていても見えないのに。
負けまいた。
あなたは名人です。
今日からあなたは、エビ針でハゼを釣るマイスターです。
「
もう明るいうちに帰ろう」
「撤収〜!」
帰宅。
デカハゼ君、家で測ってみると21cmでした。氷締めで縮んだのかな。
さて、このデカハゼ君はどのようにいただこうか?
やっぱ、刺身だよね。
いただきました。
初、ハゼの刺身。
「んま〜い!!」
追.渋いセイゴは塩焼きで。うまかったよ。

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