満潮 06:06(潮位=234.6cm)
干潮 11:35(潮位=91.8cm)
潮周り 大潮
ポイント 揖斐川油島大橋下流右岸
エサ 青ムシ、イシゴカイ
ここのところの冷え込みで、もうハゼはだめかとあきらめていたところ、
岬釣具店さんのHPで、
なんと上記ポイントで20cmアップのハゼに
30cmくらいのセイゴがバカバカ釣れているとのこと!
これは行かねば!
ってわけで出撃。
すっかり馴染みになった愛西市の岬釣具店さんでエサを購入し、
ポイントへの行き方を聞きました。
『川沿いに行って最初に河川敷へ降りられるところへどうぞ』
(中略)
「お!ここだよ」
この時点でいやな予感。
なにしろすぐ目の前は開けているものの、
すぐ上流と下流ではシジミ船が底をガリガリとやっているのだ。
心配しつつも、ぶっこみミスながらマダカ50cmの実績のある(2005/11/17参照)投げ竿に仕掛けをセットして、とりゃ!
そして、ハゼ用のチョイ投げ仕掛けを遠投気味に、うりゃ!
しか〜し…
「浅っ!」
これだけ冷え込んできてホントにこんな浅くて釣れるの?
心なしかHPにアップされていた写真と景色も違うような…。
「お!あたった」
こういうときでも、たまにアタリがあるのが困りもの。
魚の姿はおがめないんだけど、アタリがあるもんだから、
そこに居続ける羽目になるのです。
「釣れんのう」
「あんだけシジミ船がガリガリやれば、おれがハゼだったら逃げるぜ」
「ちょいと散歩がてら、下流の方見てくるわ。竿見とってな」
てくてく…
「(おーい)」
「ん?だれか呼んだか」
見ると、かみさんが何やらセイゴ狙いのぶっこみ竿を指さして叫んでる様子。
ダッシュ!
おお!穂先がビックンビックンと引き込まれているではないか。
ガツンと合わせをくれて、巻いてみると…
「重っ!」
「こりゃ、セイゴサイズじゃないぜ!でかいぜ!」
護岸された足元は、2メートルほど先までコンクリブロックが入れられている。
ここでデカイのが掛かったら抜き上げられないから、
少し下流に移動してコンクリブロックのないところに魚を誘導しないとな、
なんて心の中でシミュレーションをしていたにもかかわらず…
おお!神様!
わたしはなんという愚か者なのでしょう!!
そのままグイグイと寄せてきてしまったのです。
「うお!でかい!」
推定60cm。大物記録更新の獲物がまさに目の前に。
なんとか竿をためつつ、相手が完全に弱るのを待って
下流に誘導しようとしたのですが、いかんせん寄せすぎていました。
最後のブロックの角でプツン…。
ゆら〜っと沖へ泳いでいくマダカくん。
ま、こんなもんだわ。
その後、アタリも遠のき昼ごはんも食べ終わった頃。
ダダダダダ。
爽やかに走り寄ってきたのは、岬釣具の若大将。開口一番、
「ここじゃないんですよ。普段はここ開いてないんです。あっちです」
指さす方向は、500メートルほど下流。
そういえば、あの辺はシジミ船おらんかったな。
深いんだ。
「でも、ここで60cmくらいのマダカきたよ。ばらしたけど」
「え!?」(絶句する若大将)
「シジミ船がガリガリやるから、浮いたエサをねらってマダカがきたのかもね」(遠い目の魚群)
さて時刻は15時前。日没まであとわずか。
急いで移動〜。
なんとかハゼドンのお顔を見たいの〜。
「うん!ここだがね!HPの写真のまんまの景色だがね」
「釣れた〜!」
なぬ!?おいおい、おまいはいつの間に。
かみさんが、15cm弱のハゼドンを釣り上げておりました。
その後、魚群も15cmほどのハゼを2匹追加、
計5匹のハゼをお土産にしたのでした。
「冷えたな〜」

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