Fish On !

「私って天才かも〜」
「？」

「お！うまいことできたじゃん」

きのうの２５ｃｍアイナメは「しぐれ煮」に。
３枚に下ろしたら、
腹骨もすかず、血合い骨も抜かずに
ハモのように骨きりしたあと、
片栗粉をまぶして２度揚げ。
それをさらにちょっと煮て、
大根おろしを乗せて煮汁をかけ回したもの。
魚群の仕事は釣った魚をさばくまでなので、
あとはかみさんが
魚群がウェブで見つけてきたレシピを見て作ったのだ。
だから「天才」は甚だ言い過ぎ。

そして２８．５ｃｍのアイナメは焼霜造りに。


で、テーブルに着くと、こいつがすかさず登場。

（「ちょうだい♪」）

しゃあないのう。
しぐれ煮はねこの体には良くないから、焼霜を…。

貴重なアイナメのおこぼれにあずかったこいつは…

尊敬のまなざし？？

きのうの３７ｃｍイシガレイ、
クーラの中に海水を入れて活かして持って帰ってきて、
うちのそばの行きつけのお店に持ち込んで調理してもらいました。
（前々から「いつでも持ってきてくださいね」とは
言われていたものの、そこまでの獲物がなかったのだ）
で、今回も自分で捌こうとも思ったんだけど、
なかなかお目にかかれない大物だったので、
それがプロの手にかかるとどう変身するかと思って…。

さすがに手が速い速い。
ざくっと締めて、水を張ったボウルで血抜きをした後は、
柳刃（！）であっという間に５枚に。

まずは定番、刺身。


そして唐揚げと骨せんべい。


自分なら間違いなく捨てちゃうアラ（頭）の煮付け。


そしてこれ絶品！たたき風アレンジと皮の湯引き。
もみじおろしとポン酢で。


もう全部、「うまい！」
岐阜の銘酒「三千盛」の冷酒とともに、まさに堪能してきました。

この際、お店も宣伝しちゃおう！
楽楽楽（さんらく）八事店。
ウチから歩いていける気軽さもあるけど、
おいしい魚でおいしいお酒をちょっと一杯というときに、
必ず期待に応えてくれるのです。
板さんのＳさんは３０前半という若さだけど、センス抜群。
感謝です！

ホントは昨日の内にさばいて食べちゃったんだけど、
今日アップです。

前回は５枚下ろしに挑戦したといっても
全然うまくできなかった。
今回はまあ割りとうまくいったので、

骨せんべいと刺身。
上新粉をはたいてじわじわと揚げていたんだけど、
温度が上がったらあっという間に焦げちゃった。


いつもならもっと鼻を近づけてくんくんするくせに…。
焦げくさい？やっぱし？

さてさて今宵のお楽しみ。

まず２４．５ｃｍのアイナメは３枚におろしたら
皮目をバーナーであぶって「焼霜つくり」に。

しかしよろしくない盛り付けだこと。
でもわさび醤油をちょんとつけて頬張れば、
皮目の香ばしさとほのかな脂、身の甘みとがあいまった滋味が
すっきり辛い旨口の酒の肴に最高。

そしてクジメは煮付けに。

煮魚って大人の味だよね？？
子供の頃って塩焼きや刺身は大好きだったけど、
煮魚って食べたくなかったなあ。

２６日に釣ったハゼの残り、
今回はこんな料理に。
ハゼと野菜の中華風煮込み。

片栗粉にまぶしたハゼと野菜をサラダ油で別々に炒めてから、
中華スープ（市販のもの）に酒を加えて
砂糖と塩とコショウを適量。
メインの味付けはオイスターソースで、
ハゼのおいしさを引き出すために、ごくごく薄味に。

これ最高！

こいつも大騒ぎ。人間用に味付いてるから食べられないのに。

（寝床のダンボールから飛び出してきた）