2008/2/3  8:44

「秘境添乗員」の感想文  連載「本の話・秘境添乗員」

 今年も早速、連載『秘境添乗員』(「本の話」文藝春秋)をお送りくださり、ありがとうございます!  

 先月・今月も『秘境添乗員』読ませていただきました。
 内容的にも文体的にも『報道できなかった自衛隊イラク従軍記』と似てますね。
 今回興味深かったのは、自衛隊や現地の描写は、『報道できなかった・・・』も『秘境・・・』も、「さすがプロ」と感心してしまうような冷静かつ精緻な表現で書かれていて、両者に大きく差がないのに、『秘境・・・』は金子さん個人の思いや感じたことを書いた部分が強くでていて、しかもその部分になると急に素朴な感じになるところでした。
 文章全体が同じトーンで終わらないところは、ほんとに金子さんの個性なのだなあ、と改めて思いました。例えば、今月号の「花畑のなかで小さい子が母親に抱かれている姿を見て、平和になりますように!」と強く願う部分や、「イラク人が怖くなり、その後自分の使命を思い出し・・・」などというところ。
 金子さん個人の考えや思いが表現される部分は、とても生っぽい感じで迫ってきて、
なんだか痛々しいような感じがしました。
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