ヌーディスト・ライフさんのところでも取り上げられていましたが、
ダイアン・アーバスという写真家を描いた映画「毛皮のエロス」についての
シネマトゥデイというサイトの記事タイトルがあまりと言えばあまりで、一体この記事を書いた人はヌーディスト村についてどんなイメージを持っているのだろうと考えてしまいました。
ヌーディスト村 (nudist village) と言うといかにも人々が皆裸で「生活している」所というイメージを持たれるかも知れません。確かに引退した老人などにはほとんどそこに住んでいるような人もいますが、実際にはキャンプ場であって、ほとんどの人は週末や長期休暇の間だけそこに来て、テントを張ったり、キャンピングカーを乗り入れたり、あるいはバンガローなどに泊まったりするだけです。中には日帰りの客もいます。もちろん普通のキャンプ場と違う所は人々が裸でいることですが、それも朝夕涼しい時は服を着ることが多いです。
あくまで休暇を過ごしに来ているのであって、そこで生活しているわけではありません。ほとんどの時間は、散歩、日光浴、水泳、サウナ、食事(とりわけバーベキュー)、そしてテニス、サイクリング、水泳などのスポーツをすることに費やされます。大きい所ではゴルフ場がある所もあります。もちろんただおしゃべりしたり、寝そべって本を読んでいたりすることもあります。まあ「
裸休暇村」とでも言った方が実際のイメージに近いでしょう。
入場するにはその国のナチュリスト協会(あるいは国際ナチュリスト連盟)の会員証が必要な所が多いですが、キャップ・ダグドなど、入場料さえ払えば誰でも入れる所もあります。この夏ヨーロッパ旅行の折り、一度「ヌーディスト村」を訪問してみませんか?
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