ウィキペディアに関わり始めて2年以上になるが、まだまだ百科事典と呼ぶには程遠いと思う。ソフトウェア開発で言うところの
アルファ版と言った感じである。とてもまだ
ベータ版とさえ呼ぶことはできない。
みんなで作るというのはすばらしいアイデアだ。それ故にウィキペディアは急成長した。私もそれに魅せられて参加して来た。しかし執筆責任者もいなければ、編集責任者もいない。管理者と呼ばれる人は単に事務・雑用に携わる人であって、記事の内容に責任を持つ人ではない。
誰も記事に責任を持つことができない。持とうと思っても持ちようが無い。誰でも書き替えることができるからだ。改善されるのならいいが、改悪されることもある。
誰でも参加できるのはいい。しかしどこにも責任者がいないので結局無政府状態、と言うかほとんど無法地帯になっている。

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