事前の天気予報では、横浜の9月の天気は残暑が厳しく比較的天気は良いとのことでしたが、実際には上旬の天気は良かったものの、中旬以降は天気が悪かった感じで、感覚的には例年並みという気がします。例年だと中旬から下旬にかけて天気は悪くなるものの、9月末頃から天気は安定するものですが、今年は9月下旬以降も天気が悪いようで、この調子では10月の天気が心配です。概略の9月の横浜の天気は、快晴:4日、晴れ:13日、晴れ/曇り:5日、曇り:1日、雨:7日といった感じで、どちらかというと雨が多く、曇りの日が少なかったようです。例年並みといった感じでしょうか。我が家の9月の発電量は347 Kwhr で、期待発電量の350 Kwhr には届きませんでしたが、期待値並みの発電量です。9月も中旬となると気温も下がるようで、発電量も夏場と比較すると増えたような気がします。
しかし、日照時間が減っていることから、1日の発電量としては減っており、喜ぶ話ではなく、単に太陽光発電装置としての性能が見えてきた、といった程度です。この結果から判断すると、5月中旬から8月末頃までは日照時間が長いにも関わらず、発電装置としての温度特性が悪い(推定)ことから、1日当たりの発電量は増えないということで、勿体ない話です。もう少し温度特性が良ければ5月中旬から8月末にかけて、1日の発電量が2割程度増加しても不思議ではありませんが、残念ながら現在の装置では、そこまで配慮されていないのでしょう。太陽パネルは屋外に設置されており、ある意味では環境条件が厳しいと言えますが、環境条件の厳しさが寿命と性能に影響しているのかもしれません。性能がピークとなる温度条件の設定がまずく、発電量が多くなるべきの夏場に合っていない、という可能性もありそうです。
これらを種々と考えてみると、太陽光パネルの製造メーカ側で使用条件を考えたパネルを製造しているのではなく、使用環境条件に合ったパネルを作るのが精いっぱいで、温度特性まで考慮したパネルを作るほどの余裕がないのかもしれません。太陽光設備を設置するに当たり、事前に発電量を推定し、設置費用をどの程度で回収出来るか考えたものですが、設置後のメーカのカタログで確認してみると発電量が予想より低く、いささか期待外れという感じでした。が、設置後の発電量を見ると、概ね期待値程度となっており、まずまずといった感じです。自治体からの補助金の額によって設備回収の期間は異なりますが、我が家の場合、故障の費用を考えないで15年ほどであり、故障の費用を考えると設備の寿命である20年近くなり、有利な投資とはとても言えない感じです。

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