今年11月の横浜の天気は例年通りという感じで、太陽光発電量も普通(?)でした。横浜の11月の天気は、快晴:2日、晴れ:15日、晴れ/雲リ:5日、曇り:6日、雨:2日といった感じで、雨の日が幾分少なかったようですが、関東地方は秋から冬にかけて雨が降ることは少ないことから、特別に天気が良かったということはなく、むしろ快晴の日が思っていたより少なかったという印象です。この辺は天候状況をきちんと把握していないことから、何年かに亘って調査するしかないようです。我が家での11月の発電量は327 Kwhr と、期待発電量である300 Kwhr を上回りました。去年の11月の発電量は270 Kwhr だったことから、約2割程度の増加ということで、例年通りの結果だろうと考えています。しかし、1ヶ月の発電量が2割も変わるということは、ある意味かなり大きく変動するとも言えそうです。
最も、去年の10月は20日間ほどの発電で255 Kwhr あったのに対し、今年の10月の発電量は31日間で258 Kwhr であったことから、2ヶ月間でトータルすると、去年も今年も発電量は似たようなものです。逆に言えば、1ヶ月毎の発電量にかなりの変動があったとしても、3ヶ月とか6ヶ月という期間で見れば、発電量の変動は大きくないということかもしれません。発電量を確認するために、1日の発電量だけではなく、晴れの日の12時頃の瞬間発電力(最大発電力)も確認していますが、11月の快晴の日の発電量は意外と大きくなく、いささか不思議な気もします。12月とか1月の快晴の日の1日の発電量は18 Kwhr 程度あったものでしたが、イメージ的にはその頃と日光の強さも日照時間も変わらないと思われるにもかかわらず、1日の発電量は15 Kwhr 程度しかありません。
晩秋のこの時期、冬の時期と比較して空中にチリやほこりが多く含まれていることの影響であればまだしも、太陽光発電パネルの劣化が早くも始まっているということであれば大問題です。1ヶ月の発電量が減少していないことから、快晴の日の発電量が落ちた分、晴れや曇りの日の発電量が増えていれば問題ありませんが、これらは何年か観測しないと何とも言えません。去年の10月中旬に設置した我が家の太陽光発電装置ですが、去年の12月から今年の11月までの発電量は4250 Kwhr ということで、どうやら年間4200 Kwhr 程度の発電量は期待出来そうです。また、売電額は11万円ほど、自家消費分は4万円ほどとなり、年間で15万円ほどの設備回収となるようです。期待設備回収費は16万円だったので幾分少なめですが、このまま故障が発生しないとすれば、装置寿命である20年弱程度で設備費用を回収出来そうです。

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