今年の横浜の5月は下旬に梅雨入りしたこともあり、天気はイマイチでした。3月、4月の天気が良く、快晴や晴れの日が多かったことから、その分、5月に天気が悪くなったとも言えそうです。太陽光発電で考えれば、3月辺りの日光の弱い月に天気が悪いと発電量はかなり減少しますが、5月辺りの日光の強い月は、天気が少し悪くても発電量は思ったほど減少しない傾向にあり、3月に天気が良く、5月に天気がイマイチだった今年は、現在までのところでは、太陽光発電にとって、有難い年なのかもしれません。横浜の5月の天気は、快晴:9日、晴れ:3日、晴れ/曇り:5日、曇り:4日、雨:10日といった感じで、かなり雨が多い月でした。太陽光発電量の多い快晴と晴れの日が12日ということで、去年の5月は18日だったことから、今年の5月はかなり天気が悪かったようです。
また、雨の日も去年は5日だったので、今年はかなり多くなっています。その結果、今年の5月の発電量は386 Kwhr となり、去年の5月の発電量である432 Kwhr に対し、大幅なダウンとなりました。期待発電量は400 Kwhr だったので、期待発電量よりも少なく、残念な気がします。最も、今年は3月も4月も期待発電量よりはるかに多くの発電量を記録しており、5月までの発電量で比較すると、期待発電量を100 Kwhr 以上オーバしており、悪くない結果です。5月までの発電量は悪くない結果ですが、今年は梅雨が長引くような気配もあり、6月にどの程度の雨が降るのかとか、晴れの日がどの程度あるのかが気になります。幸い(?)なことに夏場の計画停電はなさそうなので、発電した電力は全て使えそうで、年間の発電量に制限が出ることはなさそうなので一安心ですが、気は抜けません。
太陽光発電の設置だけではなく、振り返ってみると、世の中の動きに対して我が家はかなり先を行っているような感じもします。地デジ対応でアンテナを設置し、テレビを買い換えたのも早かったことから、エコーポイントの時期から外れたし、省エネタイプの住宅を建てたのも早かったことから、省エネに対する補助も受けれなかったし、福島原発の事故に関連して強制的な節電とか、節電に対する奨励とかがあるようですが、我が家はほとんど無関係ということで、傍観することになりそうです。最も、電力料金の上昇という話があるので影響がないとは言えず、迷惑だけを受けるという感じがしないでもありません。太陽光発電だけではなく、風力発電なども考慮し、自家消費分は自家で発電するようなことを考える必要があるのかもしれません。自然エネルギーによる発電は不安定という話がありますが、蓄電池を利用することで対応はある程度出来るはずですが、世の中の動きを見ているとその辺の議論はないようで、いささか不思議な気もします。

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