今年の6月の横浜は、かなり天気が悪かったことから、6月の太陽光発電量は期待値以下となりました。横浜の6月の概略の天気は、快晴:4日、晴れ:3日、晴れ/曇り:6日、曇り:10日、雨:7日といった感じで、雨の日が多かったというほどのことではありませんが、曇りの日、それも雲が厚くて陽がほとんど差さない日が多く、太陽光発電にとって、あまり良い月ではありませんでした。梅雨期だから仕方がないとも言えそうですが、太陽光が強い時期なので、曇りの日でも薄日が差す時間があれば発電量は増えるのに、残念でした。6月の発電量は334 Kwhr と、期待値である400 Kwhr をかなり下回ってしまいました。去年6月の発電量は405 Kwhr だったことから、去年より15%ほども少ない発電量です。去年の天気と比較すると、快晴の日が2日ほど少なく、曇りの日が4日ほど多いという感じで、その分晴れ/曇りの日が少なかったようです。
毎月の発電量を記録していることから、前年の発電量との比較が可能ですが、発電量の変動は予想していたより大きそうで、月毎で比較すると20%弱程度は変動するようです。3ヶ月とか半年で考えると、この変動量はもっと減少すると予想されますが、去年の1月〜6月までの発電量は2146 Kwhr に対し、今年の1月〜6月の発電量は2305 Kwhr となっており、7%程度の増加です。この結果から推定すると、半年の発電量は10%程度は変動するということのようで、年間での発電量の変動がどの程度になるかも問題ですが、多分、5%程度で納まると見ています。最も、変動量も問題ですが、平均値というのも問題で、半年や1年の発電量の平均値を出すためには、5年程度は発電量を記録するしかないのでしょう。これらの平均値を元に1年間の売電額と自家消費分の電気代を推定することで設備費回収の期間が算出出来ます。
東京電力が福島第1原発に対する安全対策を放置していたことから原発の事故が発生し、今後は電気料金がかなり上昇すると言われており、設備費回収までの期間が短くなる可能性もありそうですが、複雑な気持ちです。おまけに今更ながらという感じで節電、節電と煩く、無駄に電気を使っている奴だけに言え! と言いたくなります。放送局に対して政府が指示していることでしょうが、NHKの放送を見ていると、我が国の官僚のレベルの低さをまざまざと感じます。問題が発生する前に考えて対応するのではなく、節電にしろ地デジにしろ、問題が発生した後に対処法を考えるということで、どう考えても楽な仕事です。去年の年間の発電量は4200 Kwhr ほどでマズマズだったことから、去年並みの発電量があれば良いと考えており、去年の前半6ヶ月の発電量と比較して、今年の6ヶ月は7%近く多いことから、6月の発電量は期待値には届かなかったものの、現在までの発電量は悪くない結果です。

0