今年の7月の横浜の天気は、中旬頃までは天気が良く、快晴やら晴れの日が多かったものの、中旬以降は天気が悪くなり、全体として見ると例年並みといった感じでした。梅雨末期の雨や曇りの日がなかったものの、その分の天気が中旬以降に来たような感じで、7月初旬から中旬までの天気と、中旬から下旬までの天気が入れ替わったと考えると、例年並みといった感じでしょうか。結局、7月の横浜の天気は快晴:11日、晴れ:4日、晴れ/曇り:5日、曇り:7日、雨:4日といった結果で、発電量としては421 Kwhr であり、去年の7月の発電量である422 KLwhr とほとんど同じということになりました。期待発電量が400 Kwhr なので、期待発電量よりは多く、まずまずと言えますが、7月初旬頃の天気から考えると、幾分期待外れという感じはします。
発電量はまずまずという結果ですが、売電量が211 Kwhr と意外と少なく、発電量の50%強といった感じで、20 Kwhr 程度は少ない感じがします。我が家ではクーラや扇風機は使用しないことから、昼間の使用電力量が夏に増加することはないはずですが、家の造りが空調という感じで室温を調整する機能が付いており、この機能のために昼間に換気扇が回っているようです。室温設定は夏場でも26℃にしてあるものの、クーラなどは使用しないことから、この設定にはほとんど意味はありません。しかし、設備はこの設定温度に合わせるべく動作するようで、室温がこの設定温度より高くなると強制的に排気し、室温を下げようとします。が、排気して外気を取り入れるだけなので、夏の昼間は気温が高いことから室温はほとんど下がらず、無駄に換気を繰り返すだけとなります。
室温の設定を上げれば換気動作は減りますが、今度は室温が低いと太陽熱で室温を上げるため、朝から夕方まで室温が上がったままとなり、住み難くなります。この室温設定について、ノーマルモード、夏モード、冬モード的な設定が可能で、ノーマルモードは現在と同じ、夏モードは室温が低くても室温を上げる動作を行わない、または動作開始温度をノーマルモードより低くする、冬モードの場合、室温が設定より上がっても強制排気を行わない、または動作開始温度をノーマルモードより高くする、という機能があれば便利ですが、残念ながらこんな機能はありません。この程度の機能追加であれば、プログラムを追加することで簡単に可能になるはずですが、残念なことにメーカ側にそんな考えはなさそうです。通常は無駄に電気を使っていながら、今年は節電、節電と煩いばかりですが、計画停電などという馬鹿なことがなかっただけまし、なのかもしれません。

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