我が家での8月の太陽光発電量は383 Kwhr と、残念ながら期待値であった400 Kwhr には届かず、少なめとなりました。8月の横浜の天気は、快晴:6日、晴れ:8日、晴れ/曇り:5日、曇り:9日、雨:3日と言った感じで、例年より天気が悪く、曇りの日が多かったようです。去年の8月は、快晴と晴れの日が21日ほどでしたが、今年は14日と少なく、その分曇りの日が多かったため、発電量がイマイチとなったようです。毎月の発電量をチェックしていると、1ヶ月単位での発電量は15%程度は変動するようで、ある意味、±10%程度は変動すると考えた方が良さそうです。最も、各月の発電量の中心値というのは5年程度観測しないと確定出来ないことから、現在は発電量の変動がどの程度あるのかを確認中といった感じです。各月の発電量だけではなく、年間での発電量の変動が問題ですが、こちらはそれほどの変動はないようです。
1ヶ月単位で発電量が変動しても3ヶ月単位、半年単位、1年単位と期間を長くすれば変動量が減るはずで、年間での発電量の変動が気になる処です。8月までの発電量を去年と比較すると、去年の発電量は3000 Kwhr 強、今年の発電量は3100 Kwhr 強といった感じで、8月までの発電量では、去年より多くなっています。今年は去年と比較すると東日本大震災の影響で計画停電があり、数日間ですが、太陽光で発電した電力を使えない時間があり、10 Kwhr 単位で発電量が減っているはずですが、8月までの発電量から考えると、その影響はほとんどないようです。福島原発の事故に関連して電気料が上がるという話もあり、太陽光でしっかり発電し、売電量を増やすとともに我が家の買電量を減らしたいと考えています。また、契約電流を見直すことで基本料金を下げ、毎月に支払う電気代を少なくとも値上げ分だけでも下げたいものです。
我が家の太陽光発電設備は2年ほど前に設置したものですが、その頃の設置費用は70万円/KW 程度でしたが現在は60万円程度まで下がっているようです。(3 KW 程度の設備を設置する場合)太陽光発電装置の装置寿命は20年程度のようで、現在、1 KW の設備で1年間に発電出来るのは1000 Kwhr 程度です。電気代を少し多目にみて25円/KW とすると年間の発電電気料は2万5千円程度、従って20年間では50万円ほどとなり、装置寿命である20年間では設置費用を回収出来ないことになります。設備の保守点検や故障のリスクを考えると、設置費用は10年程度で回収出来ないと無理という感じで、現状では大規模な太陽光発電装置を設置しても20年で費用を回収するのは難しいだろうと思います。発電効率が16%程度と言われている太陽光発電ですが、これが火力発電並みに40%程度になれば10年程度で設置費用が回収出来、発電所として成り立ちますが、10年程度では無理のような気がします。電気自動車などの普及に伴い蓄電池の性能が上がるとともに価格が下がるとすれば、蓄電池を備えて風力や太陽光を利用した自然エネルギーの発電所というのも考えられますが、当分は夢物語のようです。

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