施設の畑での野菜栽培ですが、今回は小松菜とチンゲン菜の種をまきました。前回、石灰を入れて耕していたもので、今回はその畝に全面施肥という形で元肥を入れ、再度耕した形で畝を作り、野菜の種をまいたものです。種をまくのが小松菜、チンゲン菜という葉野菜であることから、元肥としては豚糞と15%の化成肥料を入れました。ここの畑の土の質はイマイチ不明な部分があり、元肥として何を使うのが良いのか掴めていませんが、葉野菜なので鶏糞より豚糞の方が良さそうだし、土の質も悪そうなので、化成肥料も入れてみたものです。元々化成肥料の使い方が良く分かっていないことから、この畑で化成肥料を多目に使ってみて、様子を見ているような面もあります。最も、今年は我が家の畑でも同じような肥料の使い方をしており、もしかしたら化成肥料の効果というものが、ある程度分かるのかもしれません。
全面施肥という形で肥料を入れ、畝を整備した後、種まきは一緒に作業した別のボランティアに任せましたが、小松菜は筋蒔き、チンゲン菜はバラマキとしたようですが、筋蒔きとした小松菜は間隔が狭く、しかも多目に種をまいたようなので、発芽したら密集することになりそうです。また、バラマキとしたチンゲン菜もかなり密集してまいたようで、どうなるものやら、という感じです。小松菜とかチンゲン菜の種まきというのも難しいもので、ついつい多目に種をまいてしまいますが、やたら密集して発芽することが多く、何度も間引きすることになり、かなり面倒です。発芽した状態では、数cm間隔程度とし、かなりみっともない状態となっている方が良く、特にチンゲン菜は大きくなると5〜10cm程度の間隔が必要なことから、様子を見ていた限りでは、間引きがかなり面倒になりそうです。いささか気になりますが、これからのこともあるので、種々と経験してもらうしかありません。
他のボランティアが小松菜とチンゲン菜の種をまいている間に、こちらは大根の間引きをやりました。80ヶ所ほど種をまいた大根ですが、3,4ヶ所ほどが発芽後に虫に食われていたり、発芽していなかったことから、間引きした苗を移植してみました。大根を移植すると大根が曲がったり、育たなかったりするものですが、今更種をまいてもどうかと思うし、自分の畑では良くやっていたことから、駄目元という感じでやったものです。雨が降ってくれれば移植した大根も大丈夫でしょうが、当てにならないとはいえ天気予報では、横浜辺りで雨が降るのは来週の火曜日頃ということなので、いささか厳しいかもしれません。前回まいたほうれん草にしろ、今回まいた小松菜、チンゲン菜にしろ、雨が降らないと条件的に厳しくなりますが、雨が降れば発芽するだろうと、楽観的に考えるしかありません。マルチを使わない畝に対しては、ここの畑でも野良猫が糞をすることから、野良猫に畑を荒らされるのも困ったものです。

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