今年も10月となり、秋らしく涼しくなりました。隣家の庭と我が家の庭にある金木犀も花が開き、庭や道路では金木犀特有の香りがするようになりました。太陽が沈むのも早くなり、この辺では午後6時頃から暗くなるようになりました。ここからは、秋の日はつるべ落とし、という感じで、日の入りが早くなりそうです。今年の9月の横浜付近は比較的天気が良く、快晴の日が多かったことから、発電量もそれなりに多くなりました。我が家付近の9月の天気は、快晴:11日、晴れ:4日、晴れ/曇り:6日、曇り:5日、雨:4日と言った感じで9月としては天気が良く、その分、太陽光発電量も多かった感じで、発電量は、390 Kwhr でした。9月の期待発電量は、350 Kwhr だったので、約10%程度、多目となっています。発電した電力量のうち、売電という形で電力会社に売った電力量は205 Kwhr ほどで、52.6%ほどと、幾分少なめです。
平均的には55%ほどが売電で、45%ほどが自家消費電力となりますが、9月は残暑が厳しかったことから、売電量が少なくなっています。昼間にクーラを使用しているわけではなく、扇風機も使用していませんが、家の造りの関係から、室温が上昇すると強制的に換気するシステムとなっており、指定した室温より室温が上昇すると換気扇が自動的に動作し、その分、使用電力が増加するようです。室温設定を上げれば換気扇の動作を少なくすることは可能ですが、指定した室温まで温度を上げるような操作が行われ、夏に暖気が室内に入って来ることから、室温設定を上げるのも気が進みません。今年の6月からの発電量に対する売電量を調べてみると、6月と8月が48%ほど、7月が50%ほどと、残念ながら売電量は期待値よりかなり少ないようで、室温の設定をこまめに変えるなどの対策をやった方が良いのかもしれませんが、いささか面倒です。
去年の9月の発電量は347 Kwhr で、売電量は188 Kwhr 、54%となっており、今年は去年より天気が良かった分、発電量が増え、残暑となって室温が上がり、強制換気の回数が増えて自家消費分が増加しているようです。自家消費分の電力の価格と、売電分の電力の価格ではかなりの差があり、自家消費分を減少させ、売電分を増加させる方が有利ですが、無理に売電分を増加させるのではなく、通常レベルで節電という程度に止めたいものです。福島原発の事故を見ている限り、原子力発電というのは一度事故が発生するとその影響は大きく、周辺に住めなくなるほどであり、しかも事故処理に10年以上もかかることから、基本的には原子力発電については反対であり、自家消費分の電力は、太陽光発電などの自然エネルギーと、ガスなどを利用した自家発電で賄いたいものですが、残念ながら程遠いようです。自然エネルギーとして、風力と太陽熱が使えそうですが、安価な形での発電には、まだまだ程遠いようです。

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