去年は3月に東日本大震災が発生したことから株価が大きく下がり、株取り引きをやるような状況でなかったことから、ほとんど取引をやりませんでしたが、久しぶりに株を買ってみました。そろそろ確定申告の時期でもあることから、去年の株取り引きを調べてみましたが、去年は1月頃に3件ほどの信用買い建てを行い、当然の結果として3件ともボロ負けで、その中の2件は現引きとして処理し、1件だけは売り返済ということで、結果的に1件だけの取引となっています。こんなものを確定申告するのも馬鹿馬鹿しいと思うものの、年金生活なので確定申告を行わないと源泉徴収された税金が返却されないことから、余分に徴収された税金を取り戻すために、確定申告は行います。株での信用取引には金利がつきますが、手数料が安いことから信用取引を行うことが多かったものの、今回は現物株として買いました。
買ったのはみずほFG(8411)で、特別の理由があったわけではなく、4月に向けて株価は幾分でも上がるだろうし、上がるとすれば最初に金融株が動くと考えたものです。116円で買ったもので、みずほFGは去年の12月初旬頃には100円近辺だったものですが、2月初旬頃までは株価は動かないだろうと見ていたものの、思ったより早めに動いたようです。問題があった東京電力も、結局は政府からの資本投入を受けることとなり、倒産する可能性がほとんどなくなったし、銀行からの融資も焦げ付く可能性がほとんどなくなったことから、そろそろ銀行株を買っても大丈夫だろうと考えたものです。株取り引きをやっているといっても零細投資家なので、売買に苦労しない大型株が中心で、しかも買い主体のため、去年みたいに株価が下がった年は、下手に動かず静観することになり、持ち株の株価が下がることから、評価額が大きく下がることになります。
本来、信用取引が主体ですが、信用口座を開設した頃、約款に6ヶ月取引を行わないと口座が閉鎖される、的な条文があったような気がしますが、去年は6ヶ月以上信用取引をやらなかったにも係わらず、証券会社から信用口座を閉鎖する、との連絡はないことから、約款が変わったのかもしれません。最も、大和証券からは保証金をMRFに戻すという通知があり、信用取引を再開する場合、再度保証金を入れる必要があるようですが、この処置は、保証金に金利を付けてくれるためにMRFに戻したものと考えられることから、別に文句を言う必要もないようです。今回買ったみずほFGは、4月末頃までの予定で幾分でも株価が上がり、配当金も貰うという狙いですが、取らぬ狸の皮算用、なので、上手くいったらおなぐさみ、という感じがしないでもありません。

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