今年の2月も天気がイマイチということもあり、発電量は少なめでした。うるう年なので例年より1日多い月でしたが、その分、発電量が多かったという感じではなく、例年通りという発電量です。2月の横浜の天気は、快晴:8日、晴れ:8日、晴れ/曇り:2日、曇り:5日、雨/雪:6日といった感じで、快晴や晴れの日は例年より幾分少なめだったものの、曇りや雨の日が多く、その分、発電量が少なかったようです。やはり2月初旬頃までは太陽光も弱いようで、曇りの日の発電量が少なくなっており、曇りの日が多いと発電量が減少します。この結果、2月の発電量は272 Kwhr ということで、期待値であった300 Kwhr には届きませんでした。また、その分売電量も少なく、119 Kwhr しかなく、1ヶ月の売電量としては、最低の記録となりました。先月の売電量が120 Kwhr であり、2ヶ月続けて最低記録となりました。
我が家では昼間の消費電力は概ね1ヶ月に200 Kwhr 程度以上はあるようで、太陽光発電では、1ヶ月150 Kwhr 程度を供給しているようです。このため、発電量が減少すると自家消費の比率が上がり、その分、売電量が減少するという結果のようです。去年は発電量が比較的多く、大喜びでしたが、今年は1月、2月といずれも期待発電量を下回り、期待発電量に対し、93%弱といった程度となっています。原発事故の関連で、電気代が上がりそうな年に、発電量が減少するというのも困ったもので、3月以降に天気が回復し、発電量が増加してほしいものですが、3月の天気を見ていると、そんな気配はありません。それでも2月下旬頃から1日の発電量は増加している感じで、太陽光が強くなっている気配があります。我が家での発電量から推定すると、冬至の前後1ヶ月程度は太陽光が弱く、その分、快晴の日でも1日の発電量は少なめになるようです。
日本でも原発事故が発生してから太陽光や風力などの自然エネルギーを利用した発電が話題に上がっていますが、太陽光発電については、九州とか中国、四国などでかなり増加しているようで、良い傾向かもしれません。大規模な太陽光発電の計画なども聞きますが、売電価格が1 whr 当たり30円以上でないとペイしないという話もあり、現在の家庭での電力料金から考えると、かなり割高となります。一般家庭で設置する太陽光発電装置は、必要な面積の関係でせいぜい3〜5Kw程度で、1Kw当たり60万円前後の価格となっています。我が家での実績から推定すると、1Kwの太陽光発電装置で1年間に発電出来るのは1000 Kwhr 程度で、現在の電気料金で計算すると、年間に2〜3万円となり、装置寿命である20年で回収出来るかどうかといった程度です。現在は売電価格が2倍程度に設定されていることから、1Kw当たり60万円以下で4Kw程度の太陽光発電装置を設置すれば、故障なしであれば10年程度で設備費を回収出来るのかもしれません。

0