今年5回目となる「施設の畑での野菜作り」ですが、今回はトウモロコシ用の畝作りです。去年の秋に小松菜を植えていたものの、種まきが幾分早過ぎたことから早々と育ち、11月頃に収穫した後、そのままになっていた畝と、チンゲン菜を栽培したものの収穫されずにそのままとなっており、春になって新芽が収穫されているという、こちらの期待とは全く違う形になっていた畝のチンゲン菜を削除した畝に石灰を入れ、耕しました。以前は畝幅90cmとして耕していたものですが、マルチを敷くと畝幅が狭くなることから、今回は畝幅1mとして耕し、マルチを敷く部分を90cm幅程度にすることにしました。この日の午前中は天気も良くて風もなく、暖かい日で、こんな日の作業は楽です。ここの畑は何故かナスの育ちが悪く、肥料を大目に入れてもまともに育ちません。理由は不明ですが、マグネシウムが不足していることが考えられることから、苦土石灰を大目に入れることにしました。
最も、次に植えるのはトウモロコシなので、ほとんど意味はないのかもしれませんが、土作りの一環として考えたものです。去年までは畝を耕した次の週に元肥を入れてマルチを被せ、マルチに穴を空けて種をまいていましたが、今年は石灰を入れて畝を作って1週間おき、その後に元肥を入れてマルチを被せて1週間おいて種をまくことにしました。石灰とか肥料が土になじむことを期待しているものですが、どの程度の効果があるのか不明です。本日の予定では2畝だけを作ることにしていたものですが、天気も良かったし、比較的早めに作業が終了したことから、長ネギを植えるための畝と、ついで(?)に長ネギと並んだ畝という形で、幅60cmほどの畝を2つ作りました。施設からは長ネギを栽培してほしいと依頼されていたものの、苗の価格は安くないし、数も多く必要なことから、一応相談してみたものの、やっぱり栽培してほしいと頼まれました。稲わらがあればとは思うものの、何とか対応して長ネギを栽培するしかないようです。
今回は施設の食堂で昼食を御馳走になるということで、いささか早目と思いつつ、11時半頃に食堂に行きましたが、どうやらここの食堂は、11時半頃に開店するようで、今後、この食堂を利用する時は、この辺の時間を考えて作業を終了する必要がありそうです。施設の畑での野菜栽培は無償でやっていることから、月末に行う作業の終了後、活動に参加したボランティアさんに、食堂での昼食を提供してもらうことにしたものです。幕の内の弁当ということでしたが、我々が栽培した野菜も、一部はこの食堂で提供されるようです。ここの食堂は通所作業者と職員が運営しているもので、安いという評判もあり、近くの小さな工場の従業員と思われる女性が数人、昼食に来ていました。また、20人ほどの何かのグループが誕生会をやっていたので、それなりにこの食堂の客は多いのかもしれませんが、我々が栽培した野菜を食べてもらえると考えると、幾分でもやる気が出ます。

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