今年の3月の横浜付近は天気が悪い日が多く、我が家での太陽光発電量もかなり少なめでした。3月の天気は概ね、快晴:6日、晴れ:3日、晴れ/曇り:6日、曇り:7日、雨:9日といった感じで、発電量が多い快晴や晴れの日が9日しかなく、ほとんど太陽光発電がない曇りや雨の日が16日と月の半分以上を占め、その分、発電量は少なくなりました。結局、3月の発電量は318 Kwhr と、期待値である350 Kwhr には届きませんでした。今年になってからの3ヶ月での発電量も、期待値である950 Kwhr に対し、873 Kwhr しかなく、期待値に対して91.9%ほどです。一応、年間の期待発電量としては4200 Kwhr と考えていますが、今年の3ヶ月の実績から考えると、かなり難しそうです。1昨年の実績が4276 Kwhr、去年が4435 Kwhr だったことから、年間の発電量の変動は最大で5%程度だろうと推定していたものですが、もしかしたらもう少し大きいのかもしれません。
快晴の日の1日の発電量も15 Kwhr 程度しかなく、もしかしたら発電装置のどこかが故障しているのではないかと心配していましたが、3月中旬頃から発電量も増え、現在は快晴の日の1日の発電量は18〜20 Kwhr 程度と去年並みになっており、故障という心配はなさそうです。3月に雨の日が9日もあったということは、1昨年の4月と去年の5月に雨が10日あった月の次に雨が多かった月ですが、4月とか5月になると太陽光も強くなっており、曇りの日の発電量もそれなりの多くなります。これに対して2月とか3月は太陽光が弱く、天気が悪いと発電量がガックリという感じで落ちることから、雨や曇りの影響が強く出ます。1ヶ月の発電量が落ちるということは、電力会社への売電量も減少するということで、かなりの痛手です。3ヶ月間の電力会社への売電額を調べてみると、発電量が多かった去年との比較で約67%、発電量がそんなに多くなかった1昨年と比較しても約76%と、かなり大幅に減少しています。
太陽光発電は天気任せなのでどうにもなりませんが、やはり天気によってこんなに変動するとなると、事業化して安定的に収益をあげるのは、かなり難しいのかもしれません。これらの結果からみると、今年の冬は天気が悪かっただけではなく太陽光も弱かった感じで、冬らしい空気が澄んだ日が少なかったようです。今年は出だしの3ヶ月での発電量が期待値を大幅に下回っていることから、何だか借金を背負っているような気分になります。3月末頃から天気も安定してきたようだし、1日の発電量も増加してきたことから、もしかしたら発電量の不足分(期待値に対する)を幾分でも取り戻せるのかもしれません。天候とか気温というのは、野菜栽培においても気になるものですが、どちらかというと野菜栽培では幾分でも対応出来るのに対し、太陽光発電は経済(?)に直結していることから、こちらの方が余計に気になります。

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